(矢口新)その他収入を増やすか、過去30年余りのトレンドを変えるか
こんばんは。
投資の学校プレミアム講師の矢口新です。
私が投資の学校プレミアムに提供しているコラムでは、
いくつかの資料をもとに、「貯蓄は必要か?」と、
「では、貯蓄は可能か?」を取り上げました。
「貯蓄は必要か?」のまとめは、
貯蓄は、自分が働けなくなった時の備え。
日本の社会保障制度はOECD諸国と比較してさえかなり高負担である。
それでもセーフティーネットとしては不十分。
従って、貯蓄、あるいは、何らかの収入源は「絶対に」必要だ。
また、「では、貯蓄は可能か?」のまとめは、
以下のようになりました。
平均給与の手取り額では、
貯蓄を積み上げることは難しい。
収入増の手段として、
投資から目を背けるのは、場合によっては「命にかかわる」。
「では、貯蓄は可能か?」で見てきたことは、
現状の日本では追い詰められてきている人々が大勢いるということです。
そして、このままでは大多数の人々が追い詰められるのは
時間の問題なのです。
これは、過去30年余りのトレンドを見ていれば、
避けられない事態です。
日本人の選択肢は2つです。
1つは、「その他収入」を増やすことです。
経済犯罪の増加もその流れだと思われますが、
合法的かつ一か八かでもないのが、
私などがお伝えしている「投資収入」です。
もう1つは、過去30年余りのトレンドを変えることです。
そのために、私ができることは、
より多くの人々に日本の現状を伝えることです。
「1988年度の税収は50.8兆円で、税収に消費税が加わった1989年度から2019年度までの31年間の平均税収は50.7兆円だ。この間、日本経済は1.41倍(円建て)に、世界は4.42倍(ドル建て)に成長したことを鑑みると、こんなに分かりやすい衰退の原因は見当たらない。この歪んだ税制さえ変えれば、日本は良くなる可能性が高いのだ。仮に、日本が世界の標準並みに成長し、当時の税制でそのまま税収増があったとしたなら、2019年度の税収は224.5兆円に達していた。」
そこで、私は「日本が幸せになれるシステム・65のグラフデータで学ぶ、年金・医療制度の守り方」シリーズを日本文、英文で合計4冊出版し、
より多くの方々に日本の現状をお知らせしようとしています。
英文でも書いたのは、このトレンドは概ね世界共通のものなので、
世界的に貧富格差の拡大、市民蜂起や争乱の増加が見られているからです。
どこかが変われば、真似をする国が出てくる。
それが日本を変えることにもつながると考えています。
(その逆もまた真なり?)
矢口新
<講師プロフィール>
矢口新(やぐち あらた)
1954年生まれ。
金融業界の第一線で30年以上にわたり活躍し続け、
プロディーラーにも師と仰がれる天才ディーラー。
東京・ニューヨーク、ロンドンと世界3大金融市場で活躍し、
さらには為替、債券、株のすべてに関わるという
非常に稀有なキャリアを持つ。
相場を動かすプロの裏の裏まで知り尽くしており、
投資を真剣に学びたいという意欲ある方々との交流にも熱心。
■ 本日の出来高急増銘柄
※上昇銘柄の推奨などではありません。
※投資の学校の全講師の手法に使える、
銘柄選びの考え方です。
なぜ、
出来高急増銘柄が注目なのか、その理由と、
本銘柄を抽出した根拠はこちら。
→ https://youtu.be/xAVWjxMIq4c
売買の際には、ご自身でチャート分析、
ファンダメンタルズ分析を行っていただき、
売買をする際には自己責任にてお願いします。
【1】三井住友フィナンシャルG(8316)
株価(終値):3,943
日付:11月15日
売買代金(千円):39,328,610
【2】フェローテックHLDGS(6890)
株価(終値):4,400
日付:11月15日
売買代金(千円):26,439,490
【3】第一生命HLDGS(8750)
株価(終値):-
日付:11月15日
売買代金(千円):-
【4】すかいらーくHD(3197)
株価(終値):-
日付:11月15日
売買代金(千円):-
【5】ガンホー・オンライン・エンター(3765)
株価(終値):-
日付:11月15日
売買代金(千円):-
*ランキングは売買代金の
総額に基づく順位を示したものです。
*この銘柄一覧は、
特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。
この記事へのコメントはありません。