【2023年8月30日】江守哲のオプションコメント
こんばんは、江守哲です。
日経平均は堅調に推移しています。
前回8月21日のコメント送付から、何とか上昇に転じました。
この間に海外市場ではいろいろな材料がありましたが、ひとまず無事通過しています。
明日31日は米PCE物価指数、9月1日には米雇用統計の発表があります。
いずれも金利動向に大きな影響を与える重要なイベントです。
株価が上昇するかあるいは下落するかは全くわかりません。
このような状況の中で、次のアクションを考えておきたいところです。
前回にコメントしたように、私は9月限の31750円のコールを買っていました。
これを175円の利益で確定させました。少し早かったかと思いますが、まあまあの利益かと思います。
今後は、今の相場がこのまま上昇するかを見極めたいと考えています。
上昇すると考える場合には、再びコールオプションを買えばよいでしょう。
しかし、いまは騰落レシオにやや過熱感もあります。
できれば、ショートも組み合わせた方が安心かもしれません。
上がりだした時のリスクも考え、私は今はかなりコンサバティブなポジションを保有しています。
具体的には、33250円のコール買い1枚と、33500円のコール売り2枚です。
利益になる確率はあまりありませんが、今はあまり無理はしません。
33250円まで上げるようだと、相当強い相場ですし、33750円を超えなければ損にはなりません。
もし下げるとみているのであれば、プットの購入がよいでしょう。
その場合でも、大きく下げない可能性も考慮し、同枚数のショートは入れておいた方がよさそうです。
31500円のプット買いと31250円のプット売りの組み合わせなどです。
下値の可能性を考慮すれば、ショートは2枚でもよいかもしれません。
9月限のSQ日までまだ時間もありますので、今は無理をせずに取り組みたいところです。
コールまたはプットの買いだけで対処する場合には、いまはあまり大きな利益は狙わない方がよいと思います。
50円から100円程度で早めに利益を確保するようにしたいところです。
なお、投資判断はご自身の責任で行ってください。
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