BLOG

投資に役立つ
伝えたいことが毎日ある。

  1. HOME
  2. ブログ
  3. 江守哲のコモディティコメント
  4. 【2023年8月30日】江守哲のコモディティコメント

【2023年8月30日】江守哲のコモディティコメント

こんばんは、江守哲です。

コモディティのコメントです。

ゴールドは上昇に向かう素地ができつつあるように見えます。
29日の米国市場では、求人数が低下したことで、雇用逼迫感が後退し、米金利が低下しました。

これを受けて、ドルが下落し、金相場を押し上げました。
先週末のパウエルFBR議長の講演をこなした後だけに、金利は下げやすかったといえます。

一時1トロイオンス=1900ドルを割り込んでいたゴールドは息を吹き返し、1900ドル台を回復しています。
インフレ率は低下傾向にありますが、一方でインフレの状況はなかなか解消されないといえます。

徐々に金市場に優位な市場環境が整いつつあるようにも見えます。
また、ボラティリティもまだ低位であり、仕込み時のようにも見えます。

私はこの2週間の金相場の下落で、相応のゴールド金を仕込みました。
幸い、今の価格水準で利益が出てきています。

このまま上昇出来れば、とてつもない上昇基調になる可能性もあります。
そのため、私はよほどのことがない限り、今後も当面はゴールドを保有していくつもりです。

また、原油も上げてきています。米国でのハリケーンの影響などもあるのでしょう。
これまで低迷してきましたが、徐々に下値を切り上げており、堅調さを取り戻しつつあります。

もっとも、今年の原油相場は軟調であり、はしごを外されたと感じる向きもあるかと思います。
いまはこのまま上昇するのか、あるいは再び下げるのかを見極めることになりそうです。

私自身はWTI原油をロングを保有し、状況を見極めようと考えています。
無論、このまま下げなければ、押し目を維持し続けるつもりです。

本日は米石油在庫統計の発表があります。
これが次の方向性を決めるうえで、最もわかりやすい材料になりますので、注視しておきたいところです。

なお、投資判断はご自身の責任で行ってください。

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


主要指標

最近の記事