嫌な感じ
こんばんは、
水上紀行です。
相場だけでなく、一般生活の中にも、
「嫌な感じ」を感じる時があると思います。
その「嫌な感じ」を、
否定せずに是非尊重してみてください。
私が、一番インターバンクディーラーとして
バリバリやっていた頃、本当に五感が鋭くなっていて、
たとえば、他の銀行から大口の取引がくるというのも、
実際に電話がくる前から、背中に悪寒が走って何かくると身構えたものでした。
決して、取引することが「嫌なこと」ではありませんが、
自分自身になにか脅威が迫っていることに対しては、
強い防衛本能を感じました。
最近の日々のトレーディングで申し上げますと、
たとえば、買いたいと思って買った時、安く買えると「嫌な感じ」がします。
また、
売りたいと思って高く売れると「嫌な感じ」がします。
つまり、相場が強いなら、
安くは買えず高くしか買えないはずなのに、
安く買えたということは、相場の方向が合っていないのではないかと思います。
また、相場が弱ければ、
高くは売れず安くしか売れないはずなのに、
高く売れるということは、やはり相場の方向が合っていないのではないかと考えます。
このような、何気ない「あれ?」っと思うことを大事にしています。
水上紀行
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