【2024年4月22日】江守哲のオプションコメント
こんにちは、江守哲です。
日経平均株価は先週末に、1000円を超える急落となりました。
きわめて弱い地合いにあります。
前回は「日経平均株価の下値のめどは37700円、その下は36700円とみています」としました。
36700円で見事に下げ止まりました。いまはこれ以下にはなかなかなりづらいと考えています。
このまま下げていきけば対処が必要になりますが、下げ渋る可能性が高いでしょう。
講座でも解説していますように、騰落レシオの6日平均が下げすぎており、空売り比率も高水準です。
さらに、25日移動平均線からの乖離率も5%を超えています。
つまり、売られすぎになっているといえます。
さて、現在のニュートラル戦略ですが、まずコールを買い戻します。
5月限42000円コール ショート×4
そのうえで、プットのショートは維持します。
5月限35000円プット ショート×4
かなり厳しいところまで来ていますが、もう少し様子をみます。
証拠金が厳しい場合には、追加で資金を入れるか、資金が維持できる水準までポジションを縮小するようにしてください。
コールを買ってもよいくらいの水準まで下げています。
しかし、いまはプットの売りを保有しているので、無理をせずに対処したいと思います。
市場がさらに下方向に動き出すようであれば、対応を検討します。
今週は26日に日銀金融政策決定会合や米PCE物価指数の発表があり、重要な週になります。
イベントにも備えつつ、冷静に対処していくようにしましょう。
今後も忙しいトレードになる可能性がありますので、しっかりと準備しておきましょう。
なお、投資判断はご自身の責任で行ってください。
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