【2024年10月18日】江守哲のオプションコメント
こんにちは、江守哲です。
日経平均株価は上値の重い展開です。
9日に衆院が解散され、27日に選挙があります。
前回のフォローアップセミナーでもご紹介しましたように、解散から選挙日までは1969年まで下落したことがありません。
このアノマリーを利用して、投資戦略を考えてみます。
現時点で日経平均先物11月限ミニは39050円程度です。
解散日の終値が39277円ですので、現在の価格は下回っています。
つまり、過去のアノマリーが再現されることを前提にすれば、いま買っておけば利益を得る可能性が高いことになります。
しかし、どの程度の利益になるはわかりませんし、今回初めて下げるかもしれません。
そのため、先物の買いとコールの売りを組み合わせ得る戦略を検討したいと思います。
日経平均先物ミニ11月限 39100円以下で1枚買い
同時に日経平均先物ミニオプション(10月25日満期日)39250円コール売り×1枚
この戦略は、ミニオプションを利用することで25日までで取引を終えることができます。
同時に先物も25日には手仕舞い売りを行う前提です。
こうしておくことで、27日の選挙日前にポジションは解消できます。
枚数はそれぞれのリスク許容度に合わせて決めるとよいでしょう。
ミニ先物とミニオプションの枚数は同じにすることが重要です。
万が一、相場が下げた場合には、先物を売り手仕舞いし、コールも買い戻すことになります。
損切りラインは損失額などを基準にそれぞれで判断してください。
28日以降は、衆院選の結果を見たうえで判断することになります。
25日中にコールとプットの両方を買う戦略を検討します。
27日の選挙結果がどうなっても利益になるように、ストラドルのポジションを構築して選挙を待ちたいところです。
最終的にはご自身で管理してください。
なお、投資判断はご自身の責任で行ってください。
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