プロは大やられはしない
こんばんは、
水上紀行です。
こんばんは、
ディーラーの知り合いと会った時に、
どちらからともなくこの言葉が口に出ました。
確かに、プロディーラーは、逃げ足が速く、
これはマズイと思えば、たとえ手仕舞うと損失が確定しようとも、
何の躊躇もなく、ポジションを切ってしまいます。
根本にあるのは、人間、判断の間違いがあって当然で、
逆に間違っていることがわかっているのに、
それでもポジションを手仕舞わないことの方が問題だと考えているからです。
自分にフィットする相場とは、極端に言えば、
10回ディールして、1回あれば良い方だと思うことも大事です。
ですから、成功1回に対して、失敗9回があるわけですから、
9回の失敗に対しては、躊躇なく手仕舞い、
損失を最低限に抑え、1回の成功に向けて、体力を温存することです。
良くあるケースとしては、失敗9回に精力をつぎ込んで、
1回のチャンスを迎えた時に、体力を既に消耗してしまい、
思うようにトレードできないことです。
これほど、悔しいことはないと思います。
また、相場観を持つことは良いのですが、
相場観に固執することは危険です。
相場とは、生き物ですから、
どんどん変化していきます。
当初、自分が考えた相場のストーリー(筋書き)を取り巻く環境は、
どんどん変わっていきますので、
相場観には常に調整が必要です。
このように、大やられしないためには、
機動力と柔軟性が必要です。
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