日米首脳会談で為替はどう動く?
From:ニコラス・グールド
自宅のリビングより、、、
先日、日本時間の2月11日(土)未明に
アメリカのワシントンでトランプ米大統領と
日本の安倍首相が会談しました。
トレーダーにとって、
今やトランプ大統領の発言は
常にチェックすべき対象になっていると言えるでしょう。
彼はTwitterもやっており、
そのフォロワー数はなんと、
24,605,502人にも上ります。
日本語訳のアカウントもありまして、
こちらもたくさんのフォロワーがいます。
そういった中で、トランプ大統領の発言は
瞬く間にソーシャルメディアを通じて
世界中を飛び回り、
マーケットを動かすニュースの一つとして
数えられるようになりました。
特に、トレーダーにとって懸念されていたのは
トランプ大統領のドル高警戒でした。
「日本は為替操作国」
「円安を誘導している」
という発言は、
これからの為替の動向、そしてそれに伴う
株価への影響を考えると見過ごせないものでしたね。
日米首脳会談でも
トランプ大統領がこの点について
どんな発言をするのか、大いに注目されていました。
結論から言うと、これまでとは一転して、
トランプ大統領が表立って日本の金融政策を非難することは
ありませんでした。
為替については、日米の財務相を中心として
議論していくことが確認されたことからも
いったんは、大きな円高/ドル安の懸念は後退したと
言えるかもしれません。
ただし、首脳会談後のマーケットの反応は鈍く、
週明けの今日(13日)からの動きには
注目すべきでしょう。
ドル円の1時間足と5分足チャートを見ておきましょう。
※ドル円:1時間足チャート
1時間足は
2月10日(金)の16時に高値を付けてからは
下落のトレンドになっています。
ちょうど首脳会談の時間に
いったんは113円を割り込みましたが、
長い下ヒゲが出ていますし、大台の数字なので
目先は113円をサポートにした攻防が
考えられるでしょう。
※ドル円:5分足チャート
5分足でも、下値は切り下げてきましたが
まだ、113円手前でサポートされているように見える状況です。
上値も重い様子が見えますので、
113円55銭、60銭ころの高値から
113円75銭ころの高値を抜けるか、
もしくは113円の下値を抜けるまでは
もみあいの値動きになるかもしれません。
注目ですね。
最後に少しだけですが、
トレーディングのアドバイスを。
マーケットの値動きは
トレンド相場、横ばい相場の2種類しかありませんが、
利益を出すためには、あなたがトレードする時に
マーケットはトレンド相場なのか、横ばい相場なのか
それをしっかりと見極めて、
マーケットの状況に合わせた戦略で
トレードすることが重要です。
私は、トレンド相場なら、順張りでトレンドをフォローする戦略
横ばい相場なら、高値、安値近辺での価格の反転を確認しての
逆張りの戦略を使います。
どのテクニカル指標を使うかは人それぞれなので、
ボリンジャーバンドやMACD、RSI、一目均衡表…
どれでも良いと思いますが、
私は、世界中のトレーダーも見ている
移動平均線を使います。
マーケットは買いの人が多ければ価格が上がり、
売りの人が多ければ下がりますから、
たくさんの人が見ているテクニカル指標は、
それだけで、とても価値があるのです。
あなたがどれを使うかは自由ですし、
何を使っても稼げる可能性はあります。
ですから「絶対に移動平均線」とは言いませんが、
もし興味があったら、使ってみてください。
—ニコラス・グールド
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