テクニカル指標=自転車の補助輪!?
From:矢口 新
自宅のトレーディングルームより、、、
トレードをするとき、皆さんはチャート上に
テクニカル指標を表示させているでしょうか。
おそらく、ほとんどの方が
何かしらのテクニカル指標を表示させているかと思います。
その表示させている数も人によっては1つだけかもしれないし、
2つ、3つと表示させている人もいるでしょう。
そして、数あるテクニカル指標のなかでも
プロのディーラーからトレード経験の浅い初心者の方まで
使いやすいと人気なテクニカル指標が『移動平均線』です。
移動平均線は、多少の問題はあるとしても
誰にでも簡単に使え、誤解が少ない、十分合格点が与えられる
テクニカル指標の一つだと思います。
例えば、トレンドラインであれば引く人によって違いが出てしまうものですが、
移動平均線は誰が見ても同じものが見える、という客観性を持っています。
それでも、私は移動平均線のサインだけに頼り切った
トレードはおすすめしていません。
なぜなら、私は移動平均線をはじめ、テクニカル指標はあくまで
転換点を見極めるための“補助輪”だと考えているからです。
補助輪といえば、
小さい子供が自転車を一人で乗れるようになるための
練習として使われるものですね。
いきなり補助輪なしの自転車に乗ることは、
バランスを取ることが難しく、
転んでしまうと大きなケガをしてしまう危険性があるため、
補助輪を付けて、自転車に乗るトレーニングをします。
自分自身が補助輪を使って
自転車の練習をした方もいらっしゃるでしょうし、
自分の子供や、孫に補助輪を使って自転車の乗り方を教えたことがあるかもしれません。
あくまで補助輪というのは、自分でバランスを取って
自転車に乗れるようになるための補助ツールです。
最終的には外して、自転車を乗れるようにならなければいけません。
相場の世界でいえば、
テクニカル指標というのは、
チャート上で転換点を見極めるための補助輪なのです。
自転車の補助輪は、自分でバランスを取って
自転車に乗れるようになるための補助ですが、
テクニカル指標はチャートから転換点の見極めのバランスが
自分で取れるようになるまでは有効な補助ツールなのです。
移動平均線と価格の関係で、
ゴールデンクロス、デッドクロスというのは
それぞれ谷越え確認、山越え確認として使うことができるため
有効なテクニカル指標であることは間違いありません。
今日のブログで皆さんに理解していただきたいのは、
移動平均線というテクニカル指標が“使えない”というわけではなく、
あくまで転換点の見極めをするうえで有効な『補助輪』であるということです。
移動平均線の売買サインだけに頼ってトレードするのではなく、
トレンドらしきものがどちらに出ているかを見極め、
売買の判断をするヒントに使うのです。
移動平均線は、正しい心構えで、正しい知識を持って使うことができれば
転換点を見極めたトレードをするうえで、有効活用できるテクニカ指標ですので、
「移動平均線はあくまで補助輪」ということを理解し、使っていきましょう。
それでは、また!
―矢口 新
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