浅野敏郎のブログ

誰でもできるローソク足の透視術

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From 「投資の学校」浅野敏郎
自宅のトレードデスクより

 
投資術の誤植ではありません。

しばしば、
自分が基準とする足より長い足から見ていくのが
チャート分析の基本である

と言われます。

例えば日足がご自身の基準なら、
月足→週足→日足の順に分析する、ということですね。

 
私も以前、「森を見てから木を見よ」といった類のテーマで
ブログに取り上げた記憶がありますが、
今回は逆に、下位足をチェックする意義を考えてみました。

下位足とは、
普段、日足を分析して売買判断をしている場合、
4時間足や1時間足など、
ご自身が基準としている足より短期のチャートを指します。

 
 
おはようございます。
今週も金曜日がやって参りました。

 
夏場ということもあって気温の割には蒸しますが、
朝晩は寒いと感じるほどの涼しい日が続きました。
関東は16日連続で降雨があったらしく、
恐らく昨日で記録は途絶えたと思いますが、

まさか、このまま秋に突入するということは無いです、よね?!

 

チャートの足はそれ自体がフィルター

 
刻々と変化する各取引レートをTick(ティック)と言いますが、
ありのままのチャートという意味では、
Tickチャートが相場そのものである事は間違いありません。

しかし、わずか1秒間で数十回も取引レートが変化する相場もあり、
短期間でも膨大になるデータを、
チャートに描いて閲覧、分析するのは基本的に無理でしょう。

 
そこで、例えば1分間を一つの単位として、
ローソク足にしたものが1分足ですが、
1分という単位には特に意味がなく、
ただ、時計がそうなっているから…というのが実情だと思います。

 
もちろん、30分足や1時間足も、
この期間そのものに意味はありませんが、

24時間の膨大なティックデータを、
日足なら1本、1時間足なら24本、15分足なら96本
の足にまとめることができるおかげで、
現在のようなチャート分析が誰でもできるようになった
というのは事実でしょう。

言い換えると、例えば1本の日足には、
それより短期の下位足を全て含んでおり、
日足を作っている僅か4種類のデータ(4本値)で、
24時間すべての値動きをフィルターにかけた状態
であると言えそうです。

 

ローソク足に意味を持たせる矛盾を見抜こう

 
ローソク足は、1本の形にも意味を持っている
と言われています。

例えば、
上ヒゲは下落の要素、下ヒゲは上昇の要素、
陽線は上昇示唆、陰線は下落示唆
という基本を組み合わせて、

下ヒゲ大陽線(或いはヒゲがない陽線丸坊主)は強い上昇
上ヒゲ大陰線(或いはヒゲがない陰線丸坊主)は強い下落

を示唆するというのが一般的な解釈です。

 
しかし、例えば日足で陽線丸坊主が出たからと言って、
それだけで、本当に強い上昇であると確信すると、
フィルターの罠にはまってしまいます。

日足の陽線丸坊主をもっと下位足で見た場合、

もし相場が一直線に上げていたり、
途中で適切な押し目を入れて上げていれば
その信ぴょう性は高いと思います。

しかしただ単に、
1日中同じような値幅で上下を繰り返し、
たまたま安値位置で始まり、
高値位置で引けたような相場だとしたら…、
そのまま揉み合いを継続する可能性はあり、

揉み合う時間が長引けば長引くほど、
どちらに抜けるかは、五分五分になってしまいます。


(陰線丸坊主の場合)

 
 
このように、
1本の足でフィルターされて見えなくなってしまった
細かい値動きを確認するには下位足を見るしかなく、
そこに浮かび上がった値動きの意味を汲み取れれば、
より精度が高い売買判断が下せるはずですね。

 
病院では、病気の早期発見のために
しばしばレントゲンを撮影して診察しますが、
下位足をチェックする行為はまさに
レントゲンを撮影する目的と似ているかもしれません!

 
是非、お試しください。

 
 
浅野敏郎

<<編集部よりおススメ>>

FXの、例えばドル円相場であれば、
上昇ならドル買いを意味し、
下落なら円買いを意味しますから、
買いを中心に取引を考えることは自然です。

 
しかし、特に現物株取引は、
株式と投資資金を取引価格で等価交換するため、
持っていない株式の売りから
取引を開始することは基本的にできません。

 
では、株価が下落する時は、
FXのように収益を上げる方法もなく、
ただ指をくわえて見ているしかないのでしょうか??

 
真実はこちらのページに書いてあります!

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コメント

  1. 船岡裕子 より:

    日足についての知識がイマイチいや全然理解できていませんでしたので、今回は有難うございます。またヒゲは何なんですか、どんな時に出てくる?のですか、何かの折にお教えください。よろしくお願い致します。

    1. 浅野敏郎 より:

      船岡裕子様、

      コメントありがとうございました。

      ヒゲは何か?と申しますと、

      長めのヒゲを付けた1本の日足と、
      その下位足である時間足24本で確かめてみると理解しやすいと思いますが、
      1日を通して居座れなかった価格帯とでも言いましょうか。

      ヒゲではないローソクの胴体部分を実体とか実線というように、
      始値と終値の間の価格帯は、この日において「市場が受け入れた価格」
      という解釈で良いかもしれません。

      始値と終値は、その日において「この価格なら今日、取引を始めてもいい」
      「この日の価格のうちに、取引を終わっておきたい」という市場の真理を
      表しているとみなされます。

      それ以外の価格は上ヒゲなら買われすぎ、下ヒゲなら売られ過ぎとなりますから、
      買い過ぎた人は売り手に
      売り過ぎた人は買い手になるため、
      意味はヒゲの反対側へ方向が出やすい、というわけです。

      どんな時にヒゲが出やすいか?かと言いますと、
      先にも述べたように、売られすぎた、買われすぎた時に出やすくなります。

      ・経済指標でサプライズがあった後に、否定される別のニュースが出た
      ・意識されていた高値・安値を超え、損切決済が大量に出たが、
       それが一巡するとさらに買い進めたり、売り進める参加者がいなかった
      ・ストップ注文を付けるために上昇や下落をしたが、
       本来は売るためにわざと買い上げた、買うためにわざと売り下げた

      などの状況が考えられます。
      お答えになっておりましたら幸いです。

      余談ですが、
      ヒゲの高値や安値は本当に取引された価格か?
      という問題が残ります。

      通常のチャートは
      買いレートまたは売りレート、まれにその中間レートで描かれており、

      買いレート(売りレート)は確かに安値(高値)と一致するが、
      その値段で取引があったかどうかは事業者のみが知るところとなり、
      安値と同じ買い注文が成立しない
      高値と同じ売り注文が成立しない
      という現象は、たまに起こることを念頭に入れておくと良いでしょう。

      また、コメントをお待ちしています。

      浅野

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