米国はすっかり休暇モード?
From:戸松信博
自宅デスクより、、、
先週、11月23日(木)は
日本は国民の祝日の一つである、勤労感謝の日でしたが、
米国でも「サンクスギビングデー」という祝日でした。
サンクスギビングデーは、
毎年11月の第4木曜日と決まっており、
さらに、サンクスギビングデーの翌金曜日は
「ブラックフライデー」と呼ばれる
米国では年に一度の大セールスの日です。
そのため、デパートやショッピングモールなどは
早朝から長い行列ができるほどの活気で、
米国国民にとっては、重要な祝日なのです。
そして、この祝日がブラックフライデーと
呼ばれる理由はご存知でしょうか?
投資家である皆さんは、
もしかしたらブラックマンデーを思い出し、
ネガティブな由来だと思うかもしれませんが、
ブラックフライデーの由来は、
このセールによってお店の経営が
一気に黒字(ブラック)になる、ということで
ブラックフライデーという名前が付いたそうです。
ということで、
サンクスギビングデーとブラックフライデーについて
少しお話をしましたが、
これらの祝日の影響で
先週の米国市場の売買代金は
大きく減少する静かな週でした。
米国はすっかり休暇モードに入りましたが、
そんな中、今の日本市場はどんな局面を迎えているのかを
お話したいと思います。
米国休暇モードの中、日本株は落ち着きを取り戻す
11月9日に日経平均が高値から859円も下げ、
それ以降値動きの荒い相場が続いていました。
先々週後半も連日で高値と安値の差が
300円~400円以上という荒い値動きだったのでしたが、
先週は落ち着きを取り戻し、
いずれの日も日中値幅は200円未満となりました。
海外要因でギャップダウン、ギャップアップの
値幅は大きい日もありましたが、
場中は下げたとしても小さな値幅に収まる日が殆どでした。
ちなみに、
『ギャップダウン』というのは、
前日の終値よりも当日の始値が安値で寄り付くこと。
寄り付き前に買い注文を上回る
売り注文があるとギャップダウンします。
また、『ギャップアップ』というのは、
前日の終値よりも当日の始値が高値で寄り付くこと。
寄り付き前に売り注文を上回る
買い注文があるとギャップアップします。
24日(金)は大きくギャップダウンして始まったものの、
引けまでに161円上昇しています。
米国が休暇モードにて、
東証一部の売買代金は先週全て3兆円を下回りました。
しかしながら、
11月7日以来途絶えていた
「商いを増やしながら上昇する日」がこのところ復活しており、
17日、21日、22日がそうした強い相場状況となりました。
20日(月)のみ商いを落としましたが、
日経平均は135円安であり、
下げる日に売買が減るのは良い兆候です(売り手があまりいない)。
このように、日本市場の変化には、
米国市場の様子も少なからず影響がありますので、
日本市場で起こっているニュースやトピックだけではなく、
米国をはじめとする
グローバル市場のトピックについても関心を持ち、
自分でチェックできるようになると、
投資家としての視野が広がり、
相場の見通しを立てるときにも役立ちます。
ぜひ、自分なりの相場の見通しを立て、
具体的な戦略を持って相場に臨むためにも
日本市場だけではなく、米国市場にも関心を持ち、
相場を総合的に分析する力を養っていきましょう。
―戸松信博
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