兼業トレーダーが意識すべきこと
From:ニコラス・グールド
都内のトレーディングルームより、、、
オーストラリアにいた時も、
ロンドンにいた時も、
ニューヨークにいた時も、
日本に来てからも
毎年よく思うのですが、
12月は本当に忙しい時期ですね。
誰しもが忙しい時期だとは思いますが、
特にサラリーマンは忘年会をはじめとした
年末特有のイベントに追われ、大忙しではないでしょうか。
今日はそんなサラリーマンの方も含めた
フルタイムの仕事をもつ兼業トレーダーが
意識しておきたいポイントを
6つ紹介したいと思います。
デイトレーダーだけでなく、中長期のスイングトレーダーにも
いくつか適用できますので、是非目を通してみてくださいね。
1.ライフスタイルに合わせてトレード時間とマーケットを選ぶ
グローバルマーケットは24時間動いています。
フルタイムの仕事を持ちながらトレードを
学習することに今ほど適した時代はありません。
まず、自分のライフスタイルに合わせて、
時間とマーケットを特定して、
その専門家になることがビジネスと同様とても重要です。
2.ライフサイクルにトレードを組み込む
ライフサイクルの中で仕事とトレードの両立を計ります。
どちらもグローバルな政治経済を反映して動いているので、
トレードの勉強が仕事の邪魔になることは少ないと思います。
・仕事の前に
新聞やスマートフォンで、グローバルニュースを確認します。
自分のトレード戦略立案に役立つニュースはたくさんあります。
また、朝は前日のトレードを見直し、
改善策を見つけるのにも適しています。
・仕事中
休憩時間にマーケットのチェックをするのは構いませんが、
トレードをするのは避けます。
休憩時間に仲間を寄せ付けずにトレードに集中している
姿をイメージしてください。
仕事に真剣に取り組む姿勢を上司や同僚から疑われ、
その後の会社のキャリアはなくなってしまいますね。
・仕事の後
家に帰る途中で今日のマーケットの動きを見直し、
夜のトレードの準備をします。
帰宅したらすぐにトレードをしたい誘惑にかられると思いますが、
まずは家事をこなし家族との時間を過ごすなど、
一旦リラックスした方が良いでしょう。
トレードはトレードに集中できる時間に行います。
3.計画する
すべてのビジネスは計画することからスタートします。
トレードも同じでトレード計画として、
マーケットの情報を集めて勝つための戦略を練ります。
初めて計画をする時は少し面倒ですが、すぐに慣れてきます。
トレードは決まった時間に決まったマーケットで
計画に従ってトレードします。
4.トレードを記録する
ビジネスではお客様や取引先との取引はすべて記録しますが、
トレードもビジネスと同様にすべてのトレードを記録します。
記録にはトレードの時間や価格だけでなく、
その時の心理面も記述してみてください。
トレーダーがトレード中に受けるプレッシャーは相当なものです。
トレードの心理面も記録して、受けたプレッシャーと損切りや
利益確定の関連を把握して、次回に向け改善を図ります。
5.プロセスを構築する
一連のプロセスの構築を目指します。
会社にビジネスプロセスがあるようにトレードプロセスを構築します。
そして、計画・実行・振り返り・改善のプロセスを毎日繰り返します。
トレードの時間とマーケットは特定しているので
戦略の良い点や悪い点が良くわかり改善策がわかってきます。
また、マーケットのパターンも発見できるようになります。
プロセスを持たないトレードは、ひらめきと思い付きに頼ったギャンブルであり、
改善策を見つけられない限り、トレーダーとして成長することは難しくなります。
6.マーケットを動かすトレーダーを意識する
ビジネスのマーケティング計画では競合他社を理解することが必須ですが、
トレードもどこのトレーダーと競い合っているかを理解することが重要です。
銀行、ヘッジファンド、プロップファーム、ブローカーのトレーダーに
個人トレーダーが同じマーケットで競い合っています。
プロと対戦する決意で臨まないと勝てません。
いかがでしたでしょうか。
忙しいとどうしても手を抜きたくなりますが、
日々の地道な努力がきっとあなたの
トレード結果を良くしてくれるはずです。
それでは、
また来週お会いしましょう。
-ニコラス・グールド
<編集部のおすすめ>
現役のプロトレーダーとして活躍するニック先生が、
厳しいマーケットの世界で生き残るために必要不可欠な
トレーダーとしてのマインドの持ち方について語りました。
あなたが、厳しいマーケットの世界で
長期的に勝てるトレーダーになりたいのであれば、
この本はあなたにとって、
心のバイブルとなるでしょう。
↓
詳細はこちらをクリック
投資の学校・LINE@登録募集中!
LINE@限定の特別なお知らせを配信予定!
ご登録はこちらから
↓
LINE@のご登録はこちら
この記事へのコメントはありません。