交差点、左右良く見て渡りましょう!

浅野敏郎

「投資の学校」浅野敏郎
From 自宅の寝室より

 
 
交差点のことを英語でcrossingなどと言いますが、
FXでクロスと言えば、
ドルを介さない通貨ペアのことを指し、

私達日本人の立場から円を中心に考えると、
ドル円以外の対円通貨は全て
クロス円という括りになります。

 
世界的な通貨ペアとして考えれば、
ドル円はユーロドルに次ぐ取引通貨ペアになりますが、

何といっても昨年のほとんどが
111円を概ね中心とした揉み合い相場という
悪夢の値動きに留まってしまったことから、

人気がクロス円にシフトしているらしい
という話をよく耳にするようになりました。

 
レンジ相場と決め込めば、
ドル円相場も儲けやすい相場とも言えますが、
ポジションを積み上げる機会に乏しい揉み合いは、
一般的に儲けにくい相場付き
と認識されているだけに、

ドルを離れてユーロやポンドにシフトしたくなるのは
致し方ないかも知れません。

 
 
おはようございます。
今週も早や金曜日がやって参りました。

 
アメリカの景気は依然として底堅く、
2018年は4回の利上げがあると予想されるなど、
ドルに対する見方はブル(買い気)が多い一方、
相場は一向にドル高になる気配がありません。

一方で、
金融緩和政策を断固継続しているメジャーどころ
といえば、ユーロと日本の2カ国になりますが、
ユーロの方が先に強気になっている印象もあり、

このところのユーロ円相場が底堅いのは
うなずけます。

 
さて、

先週の12日金曜日、日本時間の夕刻から、
ユーロやポンドの対ドル相場が急騰しましたね。

噂では大手ファンドがドル売りを仕掛けた・・・
との話も聞かれましたが、

円の対ドル相場(ドル円相場)は、2日前の10日に
サポートの目安だった112円台を割り込み、
111円台前半まで急落した矢先だっただけに、

 
幾らドル円相場を諦めたとはいえ、
この円高を見せつけられては
ユーロ円やポンド円を買う(円売り)イメージは、
持ちにくかったと思います。

結果的には、
12日に発生したユーロ高、ポンド高につられて、
それまで下落していたクロス円は急反転し、
典型的な「行って来い」相場となりました。

ユーロ円4時間足
 
 
クロス通貨の方向性は左右の強弱…つまり、

ユーロ/円で言えば、
ユーロ(左)と円(右)の強弱で、
方向性が決まることから、

両方の動きをよく確認しながら取り組む必要がある

という難しさがありますので、
かなり柔軟な視点が必要になりますから、
あまり安易に手を出すと、それなりに大変である点は
心して取り組んでくださいね。

 
 
それにしても、
蓋を開けてみればドルが全面安になったことになり、

私にとっては、
相場観と値動きが一致しない展開なのは事実で、
納得できる取引に結び付かない悶々とした日々が
続いています。

 
 
浅野敏郎

 
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