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スウィングトレードも一見の価値あり

From:矢口新
自宅のデスクから

 
昨年末、
「短期トレード教室」という、
まさに、短期トレードに焦点を当てた本を
上梓いたしました。

 
出版記念を兼ねて、投資の学校さんと一緒に
1dayプログラムも開催させていただきました。

 
ご参加頂いたみなさま、ありがとうございました。

 
最近は、短期トレードのメリットを散々申し上げているのですが、
スウィングトレードを否定しているわけではありません。

 
目の前で売買を完結する短期トレードを除けば、
すべての運用の要点は、「時間のリスク」を管理することだといえます。

 
そのリスクを最もヘッジできるのが、
目の前で完結する短期トレードだ、ということです。

 
長期投資の方が、リスクが少ないと考えるのは、
時間が自分の味方をしてくれるという考え方ですが、
実際のところ時間は誰の味方も、邪魔もしないものです。

 
より正確に述べれば、時間は、時々あなたの味方をしてくれ、
時々は邪魔をします。
それが分かれば、「時間のリスク」の管理方法が見えてきませんか?

 
まずは、「少額投資によるリスク管理」が考えられます。
仮に、買った銘柄の株価が半分になっても耐えられる金額ならば、
時間が味方をしてくれるまで耐えることができます。

 
もちろん、耐えているだけでは収益を生みませんが、
他で収益を上げている間、
死んだふりしていることも出来るということです。

 
買った銘柄が下げている時に、
収益を上げる可能性が高いのは、売った銘柄です。

 
そこで、「ロングショート・銘柄分散によるリスク管理」が
考えられます。

 
売りと買いの2つの銘柄を同時に保有すると、
以下の4通りの収益パターンが発生します。

 
1、共に下げることにより、買い銘柄が損失+売り銘柄が利益
2、共に上げることにより、買い銘柄が利益+売り銘柄が損失
3、買った銘柄が上げ、売った銘柄が下げることで、共に利益
4、買った銘柄が下げ、売った銘柄が上げることで、共に損失

 
1と2の場合は、損益が相殺されることが予想されるが、
ここで谷越え確認済の買い銘柄 と、山越え確認済の売り銘柄を組み合わせておけば、

 
1では、買い銘柄が谷底の安値を試しに行く一方で、
売り銘柄は下げに勢いを増すことで、
損益的には多少なりとも有利な展開が予想されるのだ。

 
2では反対に、買い銘柄が上げの勢いを増す一方で、
売り銘柄は山頂の高値を試しに行く ことで、
こちらも損益的には多少なりとも有利な展開が予想される。

 
ここでのポイントは、谷越え確認を買い、山越え確認を売ることです。

 
こうしていれば、3 のように、
買った銘柄が上げ、同時に売った銘柄が下げることで、
共に利益が出ることに もなるのだ。

 
それでも、4のように、買い銘柄が谷底の安値を試しに行き、
売り銘柄が山頂の高値を試 しに行く可能性もある。

 
しかし、ここで谷底の安値が保たれればダブルボトムとなり、
より上げやすくなる展開が考えられ、
同時に山頂の高値が保たれればダブルトップとなり、
より下げやすくなる展開が考えられるようになります。

 
もっとも可能性としては、
安値更新と高値更新の組み合わせもあり、
実際に私も経験しましたが、
だからこその「少額分散投資」なのです。

 
矢口流の分散投資は、
7つのルールがあるのですが、

 
単にルールをご提示しても
誤解を生み、誤った運用をされてしまっては
私も不本意ですので敢えて引用しませんが、

 
これは私自身が実践し、機能している手法です。

 
株式投資ではFXと異なり、
スウィングトレードも一考の価値ありと見ています。
 

とはいえ、
あなたのライフスタイルに合った
トレードスタイルがベストです。

 
 
矢口新

 
 
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