値動きの背景を知ってこそ一流
From:戸松信博
自宅デスクより、、、
おはようございます。
戸松信博です。
暑い、暑すぎる日々が続きますね。
昨日は、埼玉県熊谷市で日本観測史上最高の41.1度を
観測したというニュースもありましたね。
信じられないような暑さが続きますが、
くれぐれも体調には気を付けていきましょう。
7月も下旬になりましたが、
直近の日経平均は続伸しています。
米中貿易戦争が開始したことは、
日本にも少なからず影響のあるニュースです。
その中で、
日経平均は続伸となりましたが、
なぜ、そのような結果になったのか?
その理由まで知ることが、
投資家としてはとても大切なことです。
ということで、
今日は前週の日経平均の値動きの背景について
お話していきたいと思います。
日経平均続伸、外国人の買い越しも確認され、上昇継続
先々週の日経平均は+809 円高となっていましたが、
7月19日に発表された東証データによると、
7月9~13日(貿易戦争開始の翌週)に、
外国人投資家は現物株を+3,246 億円も買い越しました。
これは年初の週に日経平均が
+950 円も上昇した時の買い越し額(4,820 億円)に次いで、
今年 2 番目に大きな額ですが、
日経平均の週間上昇幅も今年3番目と大きなものでした。
貿易戦争開始は、
貿易戦争による下げ相場の終了日だった可能性もあり、
上昇の裏にはしっかりとした外国人の買いも確認できました。
外国人投資家は今年第 2 週目以降、
ほとんどの週で大幅に売り越しを続けてきたのでした。
ここまで累計で現物3兆3,830億円の売り越し、
また別に TOPIX 型と日経平均先物を
合計3兆6,623億円の売り越しています。
年初から徹底してこれほど売り込まれてくれば、
次はどこで(恐らく巨額の)買い戻しや
見直し買いが入るかに注目です。
4営業日となった先週の日本株は、
連日小幅な値動きにとどまり、
週間+101円高程度ながら続伸となりました。
米国も値動きが一旦止まっており、少し小休止となった様子です。
チャートは再び 2 万 3 千円を試すところで
一旦頭を押さえられている様子です。
外国人の買いが続くようであれば、
今度は上抜けに成功するはずと思いますが、
軟調になりがちな夏相場の間は、
ここを頂点に持ち合い相場を続けるという可能性もあります。
冷静に今週の上抜けトライに注目したいと思います。
最後に、米国市場についてもお話したいと思いますが、
先週末のダウは6ドル安ながら、トランプ大統領がツイッターで
ドル高をけん制したことで、1円近くも円高に振れています。
このためシカゴ日経先物は大証終値比▲195 円安の
22,525 円と安く引けています。
貿易戦争に関するトランプ発言には
あまり反応しなくなったと思ったら、
今度は為替や FRB の金融政策について
市場を揺らすような発言が飛び出ています。
しかし、
再び短期的な影響に留まるはずで、
根本的な事は何も変わりません。
すなわち、景気が良く、企業業績も良く、
それらが株価を最終的に決定するだけで、
ツイッターや気まぐれ発言でコースが
180 度変わることなどありません。
常々お伝えしているように、
要人発言、何かしらの突発的なニュースによって
目先大きく値が動くことがあるかもしれませんが、
それが相場の本質的な問題かどうか、
それを見極める力が重要なのです。
今後もトランプ大統領の発言をはじめ、
目先の値動きが動くことはあるでしょうが、
それが本質的な問題か否か判断できるように、
今後も精進してまいりましょう。
それでは、
また来週お会いしましょう^^
―戸松信博
<編集部のおすすめ>
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なぜ、米国株は今調子が良いのか?
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