【年に1度】世界的な金融政策を知るビッグイベント

From:戸松信博
自宅デスクより、、、

 
おはようございます。
戸松信博です。

 
今日のブログでは、
先週24日に米国のワイオミング州ジャクソンホールで行われた
パウエルFRB議長の講演についてお話したいと思います。

 
まず本題に入る前に、
ジャクソンホール会議を皆さんはご存知でしょうか?

 
このジャクソンホール会議とは、
毎年8月下旬にジャクソンホールでワイオミング州の
ジャクソンホールで行われるのですが、

 
主要国の中央銀行首脳らが集う国際経済シンポジウムで、
さまざまな経済問題についての話し合いが行われ、
経済政策を討議する会議であります。

 
今年のジャクソンホール会議は、
23日~25日までの3日間行われ、
2日目の24日にパウエルFRB議長が講演を行いました。

 
まだ投資を始められたばかりの方は
ご存知ないかもしれませんが、

 
過去のジャクソンホール会議では
FRB議長やECB議長が今後の金融政策の見通しなどについて
語ることがあるため、世界中の投資家がその発言に注目しています。

 
そして今年のパウエルFRB議長の講演は、
結論から申し上げますと、相場に安心感を与える
内容の講演でした。

 
実際、どんなことをお話したのか、
そして今の米国相場についての私の見解について
今日は詳しくお伝えしていきます。

 

パウエル議長「万が一危機がくれば、何でもする」

 
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パウエルFRB議長は講演の中で、
予想通り、米国経済は強く、物価もFRBがターゲットとする
2%近くに達しながらもヒートアップする気配なく
落ち着いているとする、これまで通りの認識を示しました。

 
強い経済を背景に、段階的に、
適切でゆっくりとした利上げが想定されます
(景気に配慮した利上げを行っていくというハト派的な内容ととられました)。

 
講演の中で議長は、
1990年代のアラン・グリーンスパン議長の
手腕を称賛しました。

 
景気が絶好調で推移したなかで、
忍耐強く金利を比較的低めに抑え、
インフレ率急騰も招かなかった当時の状況について
参考にしていると述べたのでした。

 
グリーンスパン氏は
2000年代に劇的な利上げも実施したのでしたが、
90年代はうまく好景気を引っ張ったように思います。

 
市場では先のFOMC議事録内容とも合わせ、
パウエル議長がやや緩和的な考えになっているとの見方も出ており、
場合によっては12月の利上げは見送られるかもしれません。

 
また、議長は万が一危機がくれば「何でもする」と、
ドラギECB総裁並みの言葉を使い、
市場に安心感を与えました。

 
議題に出た90年代の好景気と好相場ですが、
折しもS&P500指数が当時の過去最長のブル(強気)相場を
抜いた週でもあり、2つの過去最長相場を図で比較してみました。

 
3,453日という記録自体には意味を感じませんが
(実際には11年に弱気相場は訪れたと思っています)、
90年代と比べると、今回の09年3月安値を起点とする
上昇相場はかなり落ち着いており、バブルなどではない様子が
チャートから伺えると思います。

 
90年代の方が上昇が大きかった上に、
実は80年代はじめ頃から上昇が続いてきたのであって、
最後の4年ほどはバブル的な上昇と
荒い値動きを見せていたのでした。

 
今回の上昇波動は2018年2月まで
非常にゆっくりとした、落ち着いたもので、
1996年くらいまでの上昇と似ています。

 
そして2月はじめより高値から
12%近く急落する揺れが生じましたが、
前回も1996年夏からそうした揺れが起き始めたのでした。

 
しかしあと4年も、
さらに手荒い揺れを巻き込みながら
(1997年に10%超下落が2度、そして1998年秋には
日中高値から22.4%下落したことも)、
バブル的に上昇していったのでした。

 
今回の上昇相場も、
ここで90年代当時のグリーンスパン氏を見習い、
また危機に対しては「何でもする」という
パウエル議長のスタンスから、

 
あと4年くらいかけて、
バブルの総仕上げに入るという
可能性もあるのではないかと思います。
経済状況も90年代後半と似ています。

 
最大銘柄のアップル株は1兆ドルに達したばかりですが、
これも全くバブルなどではなく、
アップルの財務諸表を見れば、この会社の価値が
1兆ドルというのは極めて妥当か、割安に感じるくらいです。

 
もし今のアップル株がバブル値段であれば、
バフェット氏はすでに売り抜けているでしょう
(ペトロチャイナの時がそうだったように)。 

 

ということで、
今回は注目の要人発言として
パウエルFRB議長の講演についてお話しました。

 
要人の発言は、やはり相場を動かすような
影響力のあるものですので
しっかりと抑えて頂きたいと思います。

 
それでは、
また来週お会いしましょう!

 
―戸松信博

 

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