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ウォーレン・バフェットの考えているシナリオ

From:戸松信博
自宅デスクより、、、

 
おはようございます。
戸松信博です。

 
すっかり朝晩は寒くなりましたね。
今年もあっという間に残り1か月とちょっとですね。

 
先週の相場について少し振り返ってみると、
11月13日に東京株式市場では
日経平均が大幅反落しました。

 
その前の日の米国株の急落を受け
リスク回避姿勢が強まり、幅広く売りが先行。
下げ幅は一時700円を超えました。

 
さて、
そんな日経平均ですが、
今日は一つ面白いニュースがありましたので、
皆さんにシェアしたいと思います。

 
米国の著名投資家、ウォーレン・バフェット氏率いる
バークシャー・ハサウェイがJPモルガン・チェース(新規投資)や
バンクオブアメリカ、ゴールドマンサックス(この2行は買い増し)
などへの銀行株を大きく買っているというニュースです。

 
バークシャーは7-9月(第3四半期)に 130 億ドル
(約1兆 4800 億円)余りを銀行株に投じています。
これはどういう見通しに基づいているのでしょうか?

 
大きく分けると2つのことが言えると思います。
1つはウォーレン・バフェットは米国経済が
大規模インフラ投資と大規模減税でさらに景気が加速し、
長期金利が上昇するというシナリオを考えていること。

 
というのも、
銀行は短期金利で(預金などで)資金を
集め、長期金利で企業に貸し出しを行うため、

 
短期金利と長期金利の差
(これをネットインタレストマージンといいます)
がひらくほど利益を得やすいからです。

 
もう1つは米国の銀行株が
購入に値する割安な株価であると
考えていることがあると思います。

 
ウォーレン・バフェットが師と仰ぐベンジャミングレアムは
その著書、賢明なる投資家の中で割安株の条件に
PER が 15 倍以下という条件を挙げていますが、

 
たとえば今回バークシャー・ハサウェイが新規で投資を開始した
JPモルガン・チェースの来期予想 PER は 10.95 倍、
配当利回りは 3.08%です。

 
バリュー投資家の目線から見ても割安に見えるのでしょう。
さて、ここで再度確認したいのが米国のイールドカーブです。

 
米国の長期金利上昇が
米国経済に悪影響を及ぼすと良く言われますが、
何度も書きますが、事実は逆です。

 
本当に今後景気悪化が懸念されているのであれば、
長期金利は下がります。 なぜなら、
今後景気が悪化していくのであれば、

 
今のうちに高い金利の10年物の
国債を仕込んで起きたいと考える
投資家が増えるからです。

 
その結果債券価格は上昇し、長期金利は下がります。
しかし、実際には長期金利は上昇傾向にあります。
これは米国の景気が加速しているとみている投資家が多いことに
他なりません。バフェットもそのように見ているのでしょう。

 
それでは、
今日も1日頑張りましょう(^^♪

 
―戸松信博

 

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