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魔法の5文字

From 投資の学校事務局

新宿六丁目のオフィスより

いかがお過ごしでしょうか?
投資の学校事務局の菊地です。

春は出会いと別れの季節と言いますが、
ご家族やご自身が新しい一歩を踏み出す方も
多いのではないでしょうか?

素敵な日々になるよう、
陰ながらお祈りしています。

さて、職業柄、
半年間のプログラムを終えて卒業!
という場面によく出会います。

今日はその中で気づいた「魔法の5文字」の
話をさせてください。

魔法の5文字

半年間同じプログラムの対応をしていると、顔見知りの受講生の方も増えてきます。
たいへん幸せなことに、「菊地さん、ありがとう」と言われることも増えました。
※もちろん、至らない部分も多々ありますが。

この仕事をしてよかったと思う瞬間です。

そして、「ありがとう」と言われると、
疲れが和らぐ気がしていました。

私はこれを勝手な思いこみだと捉えていたのですが、
どうもそうではないらしい、という話を紹介します。

アメリカ軍と自衛隊の明暗を分けたもの

元自衛隊幹部で、現在はカウンセラーをなさっている下園壮太さんという方がいらっしゃいます。

下園さんが書かれたコラムで、興味深いものがあったので、要点をまとめます。

  • アフガニスタン、イラク戦争に従軍したアメリカ軍兵士の
    PTSD(心的外傷後ストレス障害)が深刻な問題になっていた。
  • そのような背景があったので、東日本大震災が発生したとき、
    任務に当たる自衛隊員のPTSDが懸念事項となった。
  • しかし、当初の予想よりPTSD発症率ははるかに低かった。
  • 入念に隊員のストレスケア策を練り、実行しながら任務に当たらせたのが功を奏したが、
    アメリカ軍兵士と自衛隊員が置かれた状況の差も影響している。
  • アフガニスタン、イラク戦争に従軍したアメリカ軍兵士は、
    帰国後、戦争反対派の国民からの激しいバッシングにさらされた。
  • 一方、自衛隊員は東日本大震災の災害救助において、国民から感謝された。
  • どちらも凄惨な現場だったが、任務終了後に感謝されたか、批判されたかが、明暗を分けている。

参照 AERA dot.「震災でなぜ自衛官はPTSDにならなかったのか 元自衛隊メンタル教官が解説(下園壮太)」

感謝の気持ちは大事

私がそのコラムを読んで感じたのは、
「自分の行動が人の一生を左右することすらある」
という事実です。

極端な話、「ありがとう」という言葉があれば、
救われたアメリカ軍兵士もいたのかもしれません。

だからこそ、どんな小さなことでも、
誰かに何かをしてもらったら「ありがとう」と言いたいです。

もしかしたら、その人にとっては、
どんな薬よりも勇気づけてくれる「魔法の5文字」なのかもしれないですから。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

本日も、皆様にとって素敵な一日となりますように。

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