インジケーターはフィルターかな

浅野敏郎

「投資の学校」浅野敏郎
From 自宅のデスクより

〔本日も公開が遅くなり申し訳ございません…(泣)〕

先週のテーマは、
相場の値動きに対して、
想定の重要性を考えてみましたが、

想定はそもそも、
その基準となる定義なり前提なり
が無ければ成立しないため、

先ずはその基準を自分なりに
明確にしようといった提案でした。

 
ただ、
実はかなりザックリとした概念の話
でしたから、
「浅野は何を言っているのか?」
と感じた方も多かったのだと思い、

今日はあと少し具体的に?
掘り下げてみようかと思います。

————————————

おはようございます。
今週も早や金曜日がやって参りました。

G20大阪サミット初日である本日は、
金曜日でありかつ月末ですね。
やはり金曜日は何かと
イベントと重なりやすいという
私の印象は今回も当たりました。

G何とか、という会合はこれまで、
日本でも幾度か開催されてきました。
G7伊勢志摩サミットと言えば
まだ記憶に新しいと思いますが、

G20として議長国となるのは今回が初めて
(https://g20.org/jp/)
というのは意外でした。

言い換えればそれほど、
日本の不景気は長期間に及んでいた
ということなのかも知れません。

大阪は今頃、
厳戒態勢の最中で大変だと思いますが、
土曜日が終わるまでどうか、
ご辛抱ください。

———————————–

さて、
最近の相場関係者あるいは投資家の皆さん
にとって
「スクリーニング」いう言い方の方が、
馴染みがあるのでしょうか?

私にとっては「フィルタリング」
という方がしっくりくるのですが、

これらは
相場や銘柄を絞り込む行為
を指すのだという認識をしており、

前者はファンダメンタルズ
後者はテクニカル
を主体としたアプローチだという
イメージを持っています。

 
いずれにしても、
多彩な状況にある相場を
様々な条件でふるいにかけて、

より確度が高く
より有利な取り組みを探し出そう
という試みであるはずが、

自動売買やプログラム売買が流行った
2000年前後あたりから、
それらの条件を
そのまま売買サインにする傾向が
強まった気がします。

 
少し乱暴な例えかも知れませんが、

世の中にある全てのモノを一か所にあつめ
その中から日本には古くからある
「温州みかん」を探すとします。
(例えが悪くてすみません)

一人で探すのは無理ですから、
例えば1万人の人に手伝ってもらうとして
自分以外は「温州みかん」を知らない
としましょう。

どんな依頼を1万人にすれば、
いち早く「温州みかん」にたどり着くか?
ただし1回の依頼につき条件は1つです。

あなたならどんな依頼から始めますか?

もしかすると色や形から始めるより
握りこぶしと同じような大きさのモノ…

といった条件の方が
先に除外できるモノの種類が多く、
オレンジ色とか丸いモノという
フィルターは意外と、
ある程度絞られてからの方が
威力を発揮する、かも知れませんね。

 
とはいえ、最終的にピンポイントで
「温州みかん」にたどり着くのは、
なかなか難しいと考えられ、

まあ最終的に10個のモノの中に
「温州みかん」が混ざっていれば、
後は自分で判断できますかね。

 
ここまで絞り込むのに依頼した
全ての条件が「フィルター」にあたり、

なるべく少ない条件で、
「温州みかん」が残るような方法が
良い訳ですが、

絞り込めた5個のモノが
たとえ全て「みかん」だったとしても
その中に「温州」が入っていなければ
論外ですし、

その意味では
みかん以外のモノが紛れ込んでいても
絞り込んだ300個の中には
必ず
「温州みかん」がある方が
正しいフィルタリングとも言えます。

つまり、現状においてはこの段階が
「温州みかん」に対する一種の定義になり、
そこからどうすれば、
100個の中に、50個の中に、
あるいは10個の中に
「温州みかん」を絞り込めるか…

その時に必要なのが想定なのかな?
というイメージです。

 
言い換えると相場の中で、
定義できることは
非常に単純なことしかない気がしますし、

あとは「だとすれば…」
という想定を繰り返し、
その精度を高めるだけ、
ではあります。

確かに、そこが難しい訳ですが、
できることは、
引き出しの数を増やすしかなく、

それよりもっと大切なことは、
想定が崩れたときは
直ちに仕切り直すことだと思います。

 
そして、
あまりに想定が崩れるようなら
そもそもの定義が
間違っている可能性があり、
必ず「温州みかん」が入っている段階まで
定義を広げる必要もあるでしょう。

その意味からも相場には、
上昇は高値切り上げ
下落は安値切り下げ
という定義しかあり得ないと思っており、

想定の基準は、
どの高値か、どの安値か、に尽きる、
というのが今の自分の見解であり、
限界となっています。

 
 
浅野敏郎
P.S.
ますます意味不明になってしまったとするなら
お詫びいたします。

 
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2 thoughts on “インジケーターはフィルターかな

  1. Winston

    こんにちは~。
    フィルタリングについて、「温州みかん」探しの絞り込み方法で例えるのが、分かりやすくとても面白かったです!(笑)

    そして、「温州みかん」という言葉も初めて知りました(・・・もしかしたら実は今まであちこちで見聞きしていたのかもしれませんが、ノーマークというか、みかんについてほぼ無意識で素通りしていたため、知らなかった可能性あり)。
    調べてみたら、普通の一般的なみかんのことなのですね~(笑)。

    返信
    1. 浅野敏郎 投稿作成者

      Winston様、

      コメントありがとうございます。
      返信が遅くなりお詫び申し上げます。

      夜中に意識ももうろうとする中、
      これしか頭をよぎらず、
      他に何か・・・と思ってもロックされてしまいました(泣)

      もしかすると、みかんの世界も品種改良が進み、
      温州みかんが現在、定番かどうかは定かでは在りません・・・
      でも昔は、これしか無かったと記憶しています。

      いずれにしても、面白く思っていただけたのでしたら
      良かったと思います。
      フィルターはあくまでフィルターで、
      売買判断はやはり自己判断がよろしいのでは?
      という提案でした。

      せめて5個の中に温州みかんがあるところまで絞れれば、
      それもまた売買ロジックでは在りますが、
      ここまで調整するには、かなり大変だと思います。

      では、またコメントをお待ちしています。

      浅野敏郎

      返信

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