世界で大きく経済に影響するニュース3つ。その①
From 小次郎講師
自宅の書斎より……
おはようございます。
小次郎講師です。
今現在、経済に大きく影響するニュースが3つあります。
1つ目は……米中貿易戦争
2つ目は……イギリスのEU離脱問題
3つ目は……中国の香港問題
今回お話ししたいのは1つ目の米中貿易戦争です。
9月5日にあったロイターニュースでは、
・米株大幅高
・米国株式市場は主要株価3指数がそろって1%超上昇して取引を終えた。
米中両国が来月に閣僚級の通称面での緊張が緩和するとの期待が高まった。
と出ていました。
私からすれば「よう言うわ」という感じです。
10月になってようやくお互いの閣僚が合うだけの話で、
そんなので何か解決なんてちゃんちゃらおかしい気がします。
8月からの下げから見れば上がったには上がりましたが、
この上げは米中貿易戦争のおかげではありません。
ちょっ と米中貿易戦争を振り返ってみましょう。
米中貿易戦争の経過2018年
・7月、第1弾、アメリカが中国の輸入製品に25%の関税をかけました。
・8月、第2弾、さらに160億ドルに25%の関税をかけました。
・9月、第3弾、2000億ドルに対してアメリカが中国に10%の関税をかけました。
そして10月~12月は株が大きく下がりました。
米中貿易戦争の経過2019年
・1~4月は株が上がりました。何故上がったかというと、
去年の米中貿易戦争が今年中に解決の方向に進んでいくのではないか?
今までかかっていた税金が引き下げられ、無くなっていくのではという期待感で上昇していました。
ところが、
・5月、第3弾の税率10%→25%アップ、ファーウェイ事実上の取引停止
・8月1日、第4弾(9月1日から)3000億ドルの残り品目に関税10%アップ、
・8月5日中国を為替操作国に認定
これに中国は怒り、農産物の購入を中止、
さらに9月1日の第4弾実施に合わせて750億ドルに報復関税すると発表。
その発表を受けてトランプ大統領は
・8月23日、第4弾の関税を5%アップ、今までの関税も+5%アップ
・9月1日、第4弾実施(一部は12/15) 中国も報復関税実施
・9月4日、中国は怒ってWTO(世界貿易機関)に提訴する
去年から今日にかけて、
ちょっとでも緩やかな方向に動いたことはありません。
日々、悪い方向に動いて行っております。
今現在の段階で米中に雪解けムードが出ているなんてことはありません。
「緊張が緩和する」なんてことを平気で記事に書かきます。
ニューヨークでダウが上がったらなにか記事を用意したいのでしょうが、
記事書く人は何も見つかりませんでしたでいいので
いい加減なことは記事にしてほしくないですね。
それで習近平さんは、こんな発言がありました。
9月3日、共産党幹部養成コース演説にて
「われわれが直面している闘争は短期的なものではなく、長期間続く」とし、少なくとも2049年まで続くと語っていました。
これは、短期間黒白つける戦いから、長期の中でどちらが勝つかという
長期戦に変わったと皆様には認識してもらいたいです。
米中は現段階では数年では終わらないという認識を持って
チャートの方を注意してみていきましょう。
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