半値線が動く理由は2通りあります(O)

浅野敏郎

「「投資の学校」浅野敏郎
From 自宅の書斎より

 
前号より半値線の追求を始めました。

テクニカル分析としてはポピュラーな
移動平均線は、ある期間の終値平均値
であるために、

高値や安値を更新したにもかかわらず、
終値水準があまり変化しない場合、
移動平均線はその事実を反映しにくい
一方で、

半値線は例え僅かでも
高値や安値を更新すれば、
その方向へ敏感に反応するため、
ザラ場であってもきちんと方向性を示す
というメリットをお伝えしました。

今回は転換線を例にとって
半値線の意味などに注目してみましょう。

————————————

おはようございます。
今週も早や金曜日がやって参りました。

世の中が新型コロナ騒動でざわつく間に
GWに突入し本日で4月も最後
になっておりました。

ようやく気候も穏やかな方で
落ち着き始めましたが、
朝晩の寒暖の差はまだ大きく、
体調を崩しやすい環境は改善されません。
今の状況となっては
普通の風邪やインフルエンザに掛かっても
大手を振って病院には行きにくく、
もし掛かった場合でも、
「一体、私はどちらに掛かったのか?」
と、落ち着かない状態にもなりかねません。

実は数日前、起床した直後から
異様に呼吸がしずらく、
若干焦ったことで呼吸が浅くなり、
軽い過呼吸状態になりかけました。

スモーカーである私は
毎朝、ある程度は痰がからむものの、
先日の症状は明らかに違っており、
本当に冷や汗をかきました…。

———————————–

前号Nでは、
半値線の意義やメリットをお伝えしましたので
今回は一目均衡表の転換線に絞って
もう一段、半値線の意義を掘り下げてみます。

転換線の場合、ある期間は9と決まっています。
つまり、
現行足を含めて過去9本分の高値と安値の半値を
常に表示しているので、
日足だと現在を当日として含め過去9日間の半値です。

イメージとして例えば、
週足の1本は、その週に含まれる日足5本の連続足
と言われるように、
日足の転換線は9日足の半値を常に見ている…
と考えれば想像しやすいと思います。

 
9という期間はある種、マジックナンバーですが、
均衡表を考案した一目山人先生は当時、
日本の頭脳の最先端だった東大生を大勢使って
波動の継続期間を徹底的に調べて導いた一種の絶対数
と、3世一目山人から聞いたこともあり、

皆が同じメジャーを持つことで
認識を同じにする役目があると思います。

例えば、多くの人が集まって
数の認識をダースで統一しようとしたとき、
ある人にとって1ダースは15
ある人にとっての1ダースは9だとしたら
お話にならない、というのと同じ気がします。

 
話が少しそれてしまいましたが、
直近9日の半値の変化が目先の方向性だ
と決めて初めて、
それに反する値動きが明確になる
という効果は充分にあると思います。

例えば、まだポジションを持っていない場合、
転換線が下落している中で
相場が上昇しているようなら、
素直に見送ることが出来ますし、

相場が下落に転じるまで売りを待つか、
転換線が上向くまでは
買いを追いかけることも無くなります。

更には、
安値を割って新値を付けるような値動きで
エントリーした後だとしても、

直ぐにブレークポイント以上に戻ったり
下がっている転換線を逆に上抜けるなど、
下落を否定するような値動きになれば、

一旦は相場から抜ける、
といった判断も可能になるという訳です。

 
よくある典型的なパターンとして、

転換線の場合、最も古い9本目は、
次の足で対象から外れることから、
新値を更新しなくても
外れた足が対象の高値や安値を持っていた場合、
受動的に高値や安値が別の足に移り、
半値の水準が大きく動く場合があります。

それでも転換線の方向を最優先することで
実際の値動きが一致するかしないかで、
エントリーを見送ったり
ポジションを維持するのか、
一旦決済するのか、
などの判断ができるというものです。

 
では実際のチャートを見てみましょう。
2019年8月末のドル円日足チャート

このチャートは2019年8月26日の日足ドル円に
転換線だけを表示しています。

相場は
トランプ大統領の保護貿易主義が明確になり、
米中貿易摩擦を発端に、
世界経済の先行きが疑問視されたことで
同年4月24日を高値に、
リスク回避の円買いが先行していた地合いです。

8月26日の当日は下値を大きく切り下げ
それに沿って下落した転換線を見ても、
下落トレンドは延長されたと考えて、
そん色ない地合いでした。

しかし、
同日中に直近安値以上に戻した動きや
転換線を躊躇なく上抜けて終わった事実は、
この下落を過信すべきではない、
という警告を発しているとも言えます。

 
戦略的には、
8月上旬の直近安値を割り込むタイミングで
エントリーしない手はありませんし、
その後の最安値までの50pipsを、
十分とするか否かは個人差がありますが、

少なくとも直近安値以上に戻された、
(短期的なS点を維持できなかった)

或いは前日足を含めた下落幅の半値を越え、
転換線をも上抜いた
(どちらの半値戻しでも止まらなかった)

時点で下落の継続を疑い、
一旦はロスカットするという対応が、
極めて順当と言えるでしょう。

本当はこの先の展開についても
説明する予定でしたが、
思考がすっかり停止してしまいましたので
今回は一旦ここで終わり、

次回にこの先を続けたいと思います。
誠に申し訳ありません。

 
浅野敏郎

 
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