「相場は上げと下げ、確率は50%!」のウソ
「投資の学校」浅野敏郎
From 新宿オフィスの編集室より
相場を取引する際に、
「上げるか下げるかの二択だから
そんな割の良い投資は他に無い」
とよく言われます。
間違いではありませんが、
ではなぜ、
相場の勝ち組は2割か1割とも言われるほど、
勝ち組が少ないのでしょう??
もちろん、
勝率と損益は比例しないということも一つですが、
そもそも、少額でも1度損失を出したこところで、
止めてしまう人も少なからずいるはずですから、
そういう人たちはそのまま負け組に加算され、
分母に含まれる負け組の人数が、
どうしても多くなるのが実態かもしれません。
しかし、相場が二択ではなく実は三択で、
時間で分類してみると、
上昇や下落は全体の20%として、
そのほかが80%という数字があったとしたら、
8割が負け組という結果も腑に落ちます。
この80%という数字、実は「揉み合い相場」
だったらどうでしょう??
だから
「揉み合い相場は損をしやすい」
と言われるのだとしたら・・・
あながち嘘ではないかもしれません。
おはようございます。
今週も早や金曜日がやって参りました。
週末で言えば東京界隈のお花見は、
先週末がギリギリでしたね。
少し地方に入った桜の名所では、
その後の温かさで一気に開花し、
今週末に多く予定されているお花見祭りは、
完全にピークを越えた形になりそうです。
楽しみにされていた皆様にとっては
少し残念な桜になってしまうかもしれませんが、
自然を相手にするのは本当に難しい
ということでもあります。
相場を自然に例えるのは無理がありそうな一方で、
実際に、森羅万象に例えられる場合もあり、
相場を点でとらえるのは、桜と同じように難しい事
なのかもしれません。
揉み合い相場は意外と長い
正確に検証したわけではありませんから、
揉み合い相場が全体の80%を占める
という信ぴょう性は保証できませんが、
一般的に一直線で表現される
トレンド相場でさえよく見ると、
揉み合い期間の多さに驚かされます。
短期間な揉み合いの動きを表現する時、
「行って来い」という言い回しがよく使われます。
ろうそく足で考えると、
十字とか塔婆、トンボとかトンカチと呼ばれるような
ヒゲが長い足になるのでしょうが、
例えば、月曜日火曜日と下げて、
水曜日から金曜日にかけて全戻しするような相場も、
週で見ればいわゆる「行って来い」相場であり、
この週の方向性はなかったことになります。
そう考えると、このようなチャート形状は、
一見下落相場ではありますが、
B以降Dまでは揉み合い相場(B-Cは「行って」C-Dは「来い」)
となり、時間の割合は正に8割を占めています。
説明しやすいように、割合はわざとこうしてありますが、
A-BまたはD-E以外で取引した場合の損失確率が
本当に高いのであれば、
揉み合いの見極め方を勉強したほうが、
負け組にならないための最善策なのかもしれません。
実は今週末の7日土曜日、
矢口先生の「実践・矢口塾」の後の同じ会場で、
「投資の学校」高橋校長主催の
フェア・ファイナンス勉強会があります。
臨時講師として招かれましたので、
このお話を少し掘り下げようかと思っています。
お時間がございましたら、是非乾杯しに参りませんか?
あ、もちろん勉強会の後ですよ~!
浅野敏郎
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小次郎講師に期待させていただきます。
はい、是非しっかり学ばれてください。
( ゚д゚)そうか…
50:50ならまで負け続けるのもおかしい。
そんなこと考えたことなかった。
もしかしたら負け上手ってのもあるのだろうか?
そう思ったら自信がついて来た( ̄▽ ̄)
乾坤一擲さま、
負け上手は、価値上手と紙一重だと思っています。
なぜなら、実際には難しいですが、
その逆をすれば必ず収益を得ているはずですからね。
ロスカットの水準、エントリーのタイミングなど、
もしかすると微妙な違いなのかもしれません。
乾坤一擲さま、
コメント有難うございます。
上下は価格軸のお話で、それならば確かに50:50かも知れませんが、
左右は時間軸のお話ですから、こうしてシッカリ定義に基づいて考えると
方向性が出ている、いわゆるトレンドの時間は、2割程度といったところではないでしょうか。
よく事業者で
「固定スプレッド表示率98%」
とかいう謳い文句、見たことございませんか?
要するに、大きく方向性が出る時間は、
僅か2%だということになりますね。
少し急に動いたら追いかけず、
再び方向性が出た瞬間に取り組んでみると案外、
売れば上がる
買えば下がる
的な状況は随分改善されるのではないか??
と思う今日この頃であります。
また、コメントをお待ちしています。
浅野