日本市場に与える、米国と中国の影響力
From:戸松信博
自宅デスクより、、、
おはようございます。
戸松信博です。
昨日が夏休み最終日だった、
という方もいらっしゃるかと思いますが
いかがお過ごしでしょうか?
ここ数日、東京は暑さが落ち着いていて
少し過ごしやすい日が続いていますが、
相場はというと、トルコリラが急落するなど、
慌ただしい相場展開が見られましたね。
それでも、
早くも先週の米国株式市場ではほとんど話題にならず、
週後半は米中の通商交渉再開報道に注目集まる中、
ダウが+1.41%と大幅上昇、S&P500も+0.59%と反発しました。
今回のトルコリラ急落もあくまで短期材料であり、
相場サイクルを転換するほどの大きな材料では
なかったということです。
短期材料として、相場に波乱を与えた
トルコリラ急落のニュースですが、
今日は、今後の中長期的な日本市場の見通しについて
お話したいと思います。
日本市場は3週続落、TOPIXが下げ幅拡大でアンダーパフォーム
トルコリラ急落という短期材料がお盆の週に出てきたことで、
13日(月)の日経平均は▲441円安と、
同じ材料で▲300円安となった
10日(金)に引き続き、売り崩されました。
しかしながら出来高は減少しており、
大した圧力ではなかった模様です。
14日(火)はこの材料の賞味期限が早くも切れはじめ、
全面高で+499円の上昇と、
買戻しを巻き込んだような反騰を見せました。
しかし、
14日夜のニューヨークで
米国上場の中国株が大幅に売り込まれ、
その流れを汲んで翌15日(水)は、
中国株の大幅安を横目に
再び▲152円安と下げに転じました。
その後、
米中協議再開報道を受けて
幾らか持ち直したものの、
週間の日経平均は▲28円安で3週続落となりました。
この週に短期波乱を予想していたものの、
下落を一瞬で切り返し、日経平均は下げたとはいえ
ほぼ変わらずで終えています。
一方、TOPIXの方は▲1.32%安と、
前の週の▲1.29%から下げ幅拡大しており、
またマザーズ指数も引き続き大幅安で、
連日の安値更新ともなりました。
年初来の下げ幅は、
日経平均の▲2.17%に対し、
TOPIXは▲6.60%となり、
ふたたび両者の差が最大限に拡大してきています。
3週前は2%ほどしか差はありませんでしたし、
5月は殆ど差がなかったこともあったほどです。
日経平均以外についてはある意味、
一応の波乱は起きたと思いますが、
想定を超えるほどのものでなく、
相場判断は上昇継続として据え置きます。
上場企業の4-6月期純利益は、
過去最高だった前年同期を+28%も上回り、
8.9兆円となりました。
あとはいつ上方修正が入るか待ちですので、
強気継続で良いと思います。米国の中間選挙と同じく、
11月前半が日本企業の第2四半期決算発表のタイミングですので、
そのあたりから年末にかけて株価は上昇していくと見ています。
日本市場の動きを知るためには、
米国、中国をはじめ、世界の経済、政治のニュースは
大切な要素の一つとなります。
今後も日本市場に影響を及ぼすような
ニュースというのは起きると思いますので、
その時に、冷静に状況を判断し、
投資に活かせるようにしていきましょう。
それでは、
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました(^^♪
また来週お会いしましょう!
―戸松信博
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