浅野敏郎のブログ

半値の面白さについて~移動平均線との比較

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From 「投資の学校」浅野敏郎

半値の面白さ、というか意義の興味深さについては、過去に何度もご紹介してきました。
それを体系付けた一目均衡表は本当に凄い指標なわけですが、
私たち人間…というと大げさかもしれませんが少なくとも、半値の意義については多くの日本人の心に染み付いた概念のように思えます。

合っているかどうかは判りませんが例えば、寿司盛りなどでよく使われる松竹梅というランクですが、松が2000円、梅が1000円だったとしましょう。

もともと間を好む日本人気質は、その間に値付けされている竹を選択しやすいとは思いますが、

竹が1200円なら「梅でもいいや」となるかも知れませんし、
竹が1800円なら「松でも行ってみるか」となるかも知れません。

そこでもし竹が1500円なら、皆さんはどうしますか?

私なら胸を張って「竹」を選択すると思いますが、結局ヒトは元々、高値と安値があれば自然にその半値を中間と認識できるはずですし、竹の値段の落としどころを、わざわざ20件のお寿司屋さんの竹の値段を調べ、「竹」の平均価格を計算しないと判断できない…という事でもないでしょう。

ロジックがやや強引になってしまいましたが、
お寿司屋さんには、超高級店もあれば庶民的なお店もあり、そもそも高値と安値がかい離していて、もしかすると高級店の「梅」が庶民的なお店の「松」を上回る事もあるでしょうが、同じ相場の例えば今日から過去20日間の値動きで、幾らが真ん中の値段か?

を知るとしたら、どうでしょう??
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おはようございます。
今週もはや金曜日がやって参りました。
そして、先週も原稿をお届けできずに申し訳ございません。

さて、この1週間で日経平均が非常に強い上昇を演じています。
短期資金の流入が要因だとも、銘柄入れ替えが要因だとも、総裁交代が要因だとも言われる中で、9月に入るや否や僅か1週間少しで10%近い上昇…というのも、個別株でもあるまいしという印象です。
ただ、報道にもあったように、225種の中でも高いウエイトを占める某社の株価がちょうど同じ10%近く上昇したということで、なんとなく納得した自分がおります。

ただ、戻り最高値を付けた今年2月以降の3番天井までこなした事実は、そう簡単に崩れる気もしません。
窓を開けながら上昇した225ですが、確かに相場は買われなければ上昇はしないものの、買いには2種類あり、ご存じかとは思いますが、それらはロングを作る買いと、ショートを損切る買いですね。

反面で同じ買いに色の区別はないとも言われる中、個人的に今回の買いは損切もそうとう含まれているように感じます。しっかりとした上昇相場を成し遂げるにはやはり、ロングメイクの買いが重要ではないかと思われ、こうした上昇でありがちな、ハシゴを外された際の深めの押しには気を付けたいイメージです。

この相場が本物であれば、押し目では新たな買いが入り、そこから踏み上げていくというシナリオがしっくりきますが、30000円に乗せてからの押しは、僅か5%の下落でも1500円に相当するため、長期持続を願うのであれば、急変動はやはり避けられるべきだと思いますが、いかがでしょうか。
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そもそも論ではありますが…

過去にも幾度となく解説した記憶があり、同じことを繰り返してばかりだということに気づかされてしまうのですが、
よく言われる上昇相場(トレンド)や下落相場(トレンド)の定義を思い出してください。

上昇相場とは高値を切り上げ、安値も切り上げる相場のことを指し、
下落相場とは高値を切り下げ、安値も切り下げる相場のことでした。

添付のチャートは上下とも同じポンドドルの日足で、同じ期間を表示しています。
上は半値線、下は平均線です。

最初の下矢印は同じ日で、どちらも短期線から長期線までが収束し、以前のある程度の期間は揉み合ったことが判ります。

そこから相場は下落を強め、2番目の下矢印まで大幅に下げたのですが、確かに両方共に、短期から長期まで下向きに転じていますが、下落の強さを感じられるのは半値線に見えます。
これは以前の揉み合いで短期から長期までの高値と安値が同値に近くなったところ、共通する下値が強く切り下げたことで、同じように下降しています。

一方で、平均線は1本の下落が過去の平均値で中和されたことで、ボラティリティを正しく表せていません。

下値の切り下げが止まったのに…

そして2番目の下矢印以降をご覧ください。
半値線では、下値の切り下げか止んだ途端、全ての線は水平になり、まさに下落が止まったことを表している一方、
平均線では、実際の相場は既に下落相場の定義に当てはまっていないにも関わらず、多くの平均線は下降を継続しており、実態を表現できていないことが判ります。

もちろん、半値線も平均線もある期間を決めてその範囲の動向を示すという共通点はあり、最新の1本が経過すると、最も古い足が1本外れることで、どちらも実態とは異なる動きを示す場合があります。

ただ、実際に下値を切り下げていないのに、同じように下げている錯覚を生みやすい平均線より、有効な場合が多いのは半値線であるのは事実です。

下落相場とは、下値を切り下げ上値も切り下げることではなく、
移動平均線が右肩下がりのことだという立場を貫かれても、それはご本人次第だとは思いますが、
もし前者を下落相場の定義とするなら、移動線のこうした欠点をよく理解したうえで、参考されてください。

確かに、実態が横ばいでも平均線を参照することで、潜在的な方向性が見いだせることもあるでしょう。しかし、半額以下で売られている商品を、何もこぞって直ちに買い急ぐ必要はないとするなら、半値線の下で推移する限りは既に、潜在的な下落を示唆していると言えなくもありません。

浅野敏郎
P.S.
やや意識がモウロウとする中、概念のお話で終わりました。
もちろん半値線だけでは動きがとりにくいステージはままございますが、判断がつかない場合の個人投資家には「休む」という特権がある事を忘れないでください。
相場はそう簡単ではありませんが、今回の話で相場が少し簡単に見えましたら、甲斐がございました。

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