(矢口新)Q&A:信用取引が恐い
こんばんは。
投資の学校プレミアム講師の矢口新です。
本日は信用取引についてご質問が来たので、
回答していきます。
Q:
信用買いの資金管理で良い例と悪い例
(負債まみれになって破産したなどの事例)があれば、
メンタル面や心理的なハードルがとれると思うのですが、
ご教示いただけると幸いです。
信用買いとかはじめ心理的ハードルありませんでしたか?
追証とか来たらどうしようなど不安が払拭できていないのです。
A:
信用口座のリスク管理はロスカットで十分です。
波動の山越え確認を売り、
谷越え確認を買う取引では、手掛かりとした高値の上抜け、
安値の下抜けでロスカットするのが基本です。
つまり、売り買いした価格と、高値安値までの距離、
そこからのアスク・ビッドの差、スリッページが損失額で、
それ以上には広がりません。
FXトレーディングは、信用取引ですから、
株式の信用口座同様、
リスク管理はロスカットで十分です。
相場のリスクは、
自分が投じた資金の範囲に収まります。
破産するケースは、その資金を借金で賄っていた場合で、
追証に応じる時に、借金すればリスクが高まることになります。
追証に応じなければ、強制カットという形で、
業者が損切りをしてくれます。
これは見方を変えれば、自分でロスカット出来ない人への、
最後のリスク管理なのです。
現物株は一見、安全に見えますが、
追証がかかるような評価損でも誰も知らせてくれず、
そのまま損失が拡大することにもなります。
要点を整理します。
高値の上抜け、
安値の下抜けでロスカットするのが基本。
それが出来ずに、
追証がかかるようなことがあれば、強制カットしてもらう。
その後、反発すればなどという甘い期待は捨てる。
結果論は無視。
そのことが理解できるまでは、少額の取引で練習する。
頑張ってください。
<講師プロフィール>
矢口新(やぐち あらた)
1954年生まれ。
金融業界の第一線で30年以上にわたり活躍し続け、
プロディーラーにも師と仰がれる天才ディーラー。
東京・ニューヨーク、ロンドンと世界3大金融市場で活躍し、
さらには為替、債券、株のすべてに関わるという
非常に稀有なキャリアを持つ。
相場を動かすプロの裏の裏まで知り尽くしており、
投資を真剣に学びたいという意欲ある方々との交流にも熱心。
■ 本日の出来高急増銘柄
※上昇銘柄の推奨などではありません。
※投資の学校の全講師の手法に使える、
銘柄選びの考え方です。
なぜ、
出来高急増銘柄が注目なのか、その理由と、
本銘柄を抽出した根拠はこちら。
→ https://youtu.be/xAVWjxMIq4c
売買の際には、ご自身でチャート分析、
ファンダメンタルズ分析を行っていただき、
売買をする際には自己責任にてお願いします。
【1】ホットリンク(3680)
株価(終値):-
日付:11月22日
売買代金(千円):-
【2】リアルワールド(3691)
株価(終値):-
日付:11月22日
売買代金(千円):-
【3】GMOペイメントゲートウェイ(3769)
株価(終値):-
日付:11月22日
売買代金(千円):-
【4】シライ電子工業(6658)
株価(終値):-
日付:11月22日
売買代金(千円):-
【5】ジェイテック(2479)
株価(終値):-
日付:11月22日
売買代金(千円):-
*ランキングは売買代金の
総額に基づく順位を示したものです。
*この銘柄一覧は、
特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。
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