(浅野敏郎)投資がギャンブルになる本当の理由
こんばんは。
投資の学校プレミアム講師の浅野です。
さて、今日のテーマになりますが、
イベント相場で取引を行うのは、
ギャンブルに近いといわれるほど、
避けるべき行為とされています。
しかし、一体そのどこがギャンブルなのか、
本当の理由を明確にしておいたほうが良いと思います。
なぜなら、
多くの一般投資家は、自分が行う取引のどこかに
ギャンブル性を感じているかもしれず、
また投資未経験者の多くが、
まさにギャンブルだと思っている可能性があるからです。
私なりにいろいろ考えてみましたので、
最後までお読みいただければ嬉しく思います。
実は私も昔、
経済指標が発表されるタイミングで
ドル円取引に挑戦したことが幾度かありますが、
成り行き注文を何度出してもさっぱり成立せず、
相場を追いかけて3度目の注文を出したときには
すでに1円近く動いていたという経験があります。
これがもし、損失決済の取引だったとしたらー
と思うと、今でも背筋が凍る思いです。
おまけに、
最後の注文が不成立になった後、
相場は急に反転したことを覚えており、
もしこの取引が成立していれば、
まさに高値掴みになるところでした。
このような取引を、
ギャンブルと言わずして何というか
ということなのかもしれませんが、
ちょっと待ってください。
確かに、私が行った取引行為は、
今考えれば危なっかしい挑戦ではありましたが、
その前に上がるか下がるかという意味では
勝率が50%のギャンブルは、決して悪い話ではないですよね?
しかも、
私は指標結果が分かった後で、
相場の動きに合わせて行動していますから
事前に決め打ちをするような賭けをしたわけでもありません。
普通に考えれば、
かなり有利な勝負をしたはずです。
実は、
私が陥った状況を見ればわかるように、
荒れた相場などで取引することの問題点は、
取引したいときに取引ができない
ということに尽きます。
つまり、
相場の騰落判断を間違えた時に、必ず予算内で損切りができる
あるいは利益確定したいときに、注文が必ず成立する
ということが前提であれば、
私がとった行動は、決してギャンブル的な話ではないと思います。
たとえ、最初の取引が高値掴みになっていたとしても、
すぐに損切ができれば、何の問題もないでしょう。
取引したいときに取引できないということは、
予定した以上の損失を被る可能性を意味しますから、
たとえば、
1万円分の馬券が外れて1万円を失うギャンブルどころか、
追加で2万円の罰金を支払うようなことになりかねず、
これではギャンブルよりも、始末が悪いことになってしまいます。
ですから、休むも相場というように、
取引したいときに取引ができない状況が予想されるときは、
取引を我慢するのが得策というのが結論ではないでしょうか。
もっとも、
秩序なく乱高下しているような相場でも
今後の相場に対するヒントが隠れている場合があります。
取引しないからといって、完全に取り合わないのではなく
少なくとも時間が許す限りは、値動きだけでも
追いかけてみることをお勧めします。
くれぐれも取引には手を出さないように気を付けて・・・。
―浅野敏郎
■ 本日の出来高急増銘柄
※上昇銘柄の推奨などではありません。
※投資の学校の全講師の手法に使える、
銘柄選びの考え方です。
なぜ、
出来高急増銘柄が注目なのか、その理由と、
本銘柄を抽出した根拠はこちら。
→ https://youtu.be/xAVWjxMIq4c
売買の際には、ご自身でチャート分析、
ファンダメンタルズ分析を行っていただき、
売買をする際には自己責任にてお願いします。
【1】三井ハイテック(6966)
株価(終値):10,510
日付:12月14日
売買代金(千円):30,573,560
【2】NIPPO(1881)
株価(終値):4,000
日付:12月14日
売買代金(千円):9,433,863
【3】ANAP(3189)
株価(終値):666
日付:12月14日
売買代金(千円):6,768,347
【4】パンパシフィックHD(7532)
株価(終値):1,684
日付:12月14日
売買代金(千円):6,543,559
【5】アートスパークHD(3663)
株価(終値):-
日付:12月14日
売買代金(千円):-
*ランキングは売買代金の
総額に基づく順位を示したものです。
*この銘柄一覧は、
特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。
この記事へのコメントはありません。