(浅野敏郎)短期的な取引に予想は不要か
こんばんは。
投資の学校プレミアム講師の浅野です。
本日は件名の通り、
短期的な取引に予想は不要かどうかについてお話ししたいと思います。
私が理解している
スキャルピングのような短期取引は、
上昇や下落といったトレンドは考えず、
その場の相場の勢いだけを、
短期足で見定めて取引し、
1ポイントでも差益が出れば即決済するといった方法です。
ところが「利食い千人力」という迷信に対して
例え短期的なトレードでも収益が伸びるときは
なるべく引き延ばすべきだとしており、
例えわずかでも、
利益が出ればすぐに確定するような方法は、
負け組への道をたどるのみ、
と投資の学校の講師でもあるニック先生は見解を示しています。
つまり、よく言われる
損小利大を心がけることが大切だということですね。
特に初心者はその逆の、
損大利小に陥りやすい傾向があり、
その点については、
別の迷信のところでもう一度踏み込むことになった
奥深いテーマなのですが、
要するに、損大利小を招くのは、
損切りが遅れてしまうことが直接の原因であり、
損切が遅れる理由として、
相場に予想を持ち込むと、
どうしても信じ込み過ぎてしまう分、
特に損失場面では相場が回復するのを待ちすぎてしまう
メンタルが指摘されました。
「損小利大」
あなたも聞いたことがありますよね。
実際にやってみようとしても
なかなか難しいことです、よね。
そもそも、予想もせずに、
損だけは早く手じまい、
利だけを伸ばすことなど、
実行できるものなのでしょうか?
そんな疑問を晴らしてくれる、一つの例があります。
あの忌まわしい東北大震災では、
日ごろの避難訓練のおかげで、
多くの奇跡が生まれたことはご存知だと思いますが、
こうした事実からも判るように、
案外人間はとっさの判断に弱く、
訓練のような事前のイメージがないと、
いざというときには動けない部分があると思います。
そう考えると、
何の準備もしないまま取引をはじめ
突然と損失場面に出くわしてしまった場合、
ただ身がすくんでしまい、
その間に損失だけがどんどん拡がってしまう、
といった状況も十分あり得るでしょう。
つまり、準備になりそうな予想は、
ある程度必要だという結論も見えてきました。
相場の将来は誰にも分らない…
これは事実ですが、
だから予想は不要だ、というのも違う気がします。
自分の中で、予想をどのように処理するか、
つまり、予想や予測の類はあくまで準備であり、
最後まで固執するような問題ではない
ということに、どれだけ早く気付けるかどうか。
やはり、メンタルはかなり重要なのですね。
浅野敏郎
■ 本日の出来高急増銘柄
※上昇銘柄の推奨などではありません。
※投資の学校の全講師の手法に使える、
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売買の際には、ご自身でチャート分析、
ファンダメンタルズ分析を行っていただき、
売買をする際には自己責任にてお願いします。
【1】ソフトバンクグループ(9984)
株価(終値):5,683
日付:1月12日
売買代金(千円):136,358,300
【2】武田薬品(4502)
株価(終値):3,344
日付:1月12日
売買代金(千円):29,408,380
【3】SUMCO(3436)
株価(終値):2,410
日付:1月12日
売買代金(千円):21,942,210
【4】安川電機(6506)
株価(終値):5,560
日付:1月12日
売買代金(千円):21,017,400
【5】INPEX(1605)
株価(終値):1,088
日付:1月12日
売買代金(千円):20,562,120
*ランキングは売買代金の
総額に基づく順位を示したものです。
*この銘柄一覧は、
特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。
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