恐怖心は相場上達の母

浅野敏郎

「投資の学校」浅野敏郎
From:ツリーきらめくお洒落なバー
の前の喫煙スペースより

 
クリスマスシーズンもいよいよ本番ですね。

寂しかった通勤経路にも、
ちらほらと電飾が見られるようになりました。

 
おはようございます。
今週も早や金曜日がやって参りました。

皆さんは昨日早朝に発表があった
FOMC直後の相場をご覧になりましたか?

リアル取引とは言わないまでも、
値動きが激しい相場を体験するには、
せめてデモ口座で参加してみるのも
悪くない選択です。

ただ、
デモ取引では本当の失敗経験はできません。

 

まずは相場雑感から

本題に入る前に、昨日の相場の雑感を…。

FOMCの発表直後は、
一気に116円台中盤を付けた後、
ほんの少し116.00を挟んで揉み合いはしたものの、
結局は上に抜けました。

揉み合いのところで、
力尽きて寝てしまいましたが、

たったこれだけの揉み合いで
115.00から116.00にかけての
結構重要な水準を簡単に抜けてきた以上は、

稀に見る巨大な買い玉が、
この水準でも出ていると考えるのが
自然でしょうか。

 
ロスカットで上げてきている可能性を
100%否定はできませんが、
値動きからは想定しにくいのも事実です。

 
 
一方、短期筋の利食いに見える動きも
あるにはあるのですが、
2~30銭押すのが精いっぱいで、

まるで乾いたスポンジに
水滴を垂らした時のように、
あっという間に吸い込まれたあとは、
何もなかったかのように、
再び上昇路線を進んでいます。

 
目立った押し目もなく
大統領選開票時の安値から
既に17円以上も上昇しっぱなし…
という展開は
全くもって想定外ではありますが、

調整下落の兆しもない相場で、
そろそろ売り だけは決してしないよう
心がけています。

 

恐怖心との闘い

前置きが長くなりましたが、
実は私は長年、
スキーを趣味にしていました。

ここ数年は全く行けていないのですが、
小学生時代に、
北海道で3年過ごしたことがきっかけで、
東日本大震災の年までは、
シーズンに3回は出かけていました。

 
長いスキー経験の間には、
初心者に教える機会もたくさんありましたが、

ある程度の経験がある人に対して
よく言っていたことは、

「1日一回でいいから、ちょっと怖いと思う
斜面に挑戦しよう!」

ということでした。

 
もちろん無理のし過ぎは
大けがにつながってしまいますが、
自分の恐怖心に対する限界を、
少しずつでも引き上げられれば、

やがてはその水準が自分の基準となり、

またそこから
少しずつ恐怖心に挑戦し続けることで、

初級から中級、中級から上級へと
腕前も上がっていくというものですね。

 
そうしているうちに、
上手な転び方を覚えれば、
無理ができる度合いも大きくなり、
その分だけ上達も早くなる一方、

平坦な斜面でも気を抜いて、
悪い転び方をすれば、
例え上級者であっても、
大けがをする場合もあります。

 
上達するためには僅かでも、
より急な斜面に挑戦し続けることが必要な点や、
緩斜面でも、
ナメてかからない心構えが必要なスキーは、

相場と共通する点が多いことに気づきます。

 

デモ口座地獄にご注意を

相場に対して
未経験者や初級者なら、
デモ口座で経験を積むことに大賛成です。

 
しかし、絶対に転びたくない、
いや、損したくないという思いが強すぎると、

100%の結果や自信がつくまではデモ口座で、
と思ってしまい、

永遠にデモ取引から抜け出せない可能性があります。

 
確かに、デモ口座ですら、
なかなか収益を出せないならば、
リアルな取引は時期尚早なのかもしれませんが、

投資の学校の講師の方々も
セミナーなどで常々言っているように、

相場で勝ち続けることは不可能
なのですから、

100%だと思ったデモ口座での自信なんて、
一度の損失で崩壊してしまうでしょう。

 
 
増してや、実際の取引となれば、
含み損があるだけで、
損失が膨らむ恐怖に震え、

含み益があればあったで、
急な反動で利益を失う場面に
いつも怯えなければならず、

このような不安と常に戦う経験を、
デモ口座で積むには限界があります。

こうしたことから私は、
実損の経験がないと上達はない
と、実は考えています。

相場を学ぶということ

相場で一儲けしたい、というのが
大半の心情であるのは私も同じです。

なので、どうしても
儲け方や売買手法が強調されがち、
であることも理解できます。

 
しかし、
いずれにしても100%ではない以上は、
損失に対する意識や教育も必ず必要であり、

こうした点から、
資金やポジションの管理という知識が
とても大切であることは、
前回のブログでも触れましたね。

 
 
実はほかにもう一つ、
どうしても向き合わざるを得ないことは、

恐怖心といかにして戦うか???

ということです。

自動売買や相場分析が発達したのも、
元はといえば恐らく、
こうした恐怖心を減らすことが
研究の目的だったのでしょう。

 
実際の取引では、
必ず恐怖心と戦うことになりますから、

スキーでいう上手な転び方を
少しずつでも体得するために、
先ずはリアル取引へ一歩を踏み出し、

恐怖心と上手く付き合いながら、
少しずつでも確実に、
腕を磨いていただきたいと思っています。

 
くれぐれも、
再起不能になるようなケガだけは
されないように、

あくまでも
一歩ずつでお願いします!

 
 
浅野敏郎

 
P.S.
恐怖心で例えたように、

デモ取引とリアル取引とでは、
全く違ってくるメンタルと、
どのように上手く付き合っていくか。

 
スポーツには、メンタルトレーナーという
専門家がいるように、

相場もリアル取引となると、
それはもう戦いである以上は、
どうしてもメンタルは重要になってきます。

 
テニスの錦織圭 選手があれだけ強くなる前に、
コーチのマイケル・チャンから指摘されたのは、
メンタルの弱さで、

そこを改善できただけで、
世界ランキングがどんどん上がったといいます。

 
あなたが相場で収益が上がらないのは、
本当に取引が下手だからでしょうか。

私はメンタルトレーナーではありませんから、
詳しい話はこちらから、お聞きください!?ね。
↓↓
https://fx-school.net/lp/mentalvsl/

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2 thoughts on “恐怖心は相場上達の母

  1. 半丁トレーダー

    所用で家族でお出かけ時に「円が117円に」というニュースに気づき「プーチンさんのせいか!ロシアなのになんでだろう」とワイワイ言ってました。平和な光景です。
    FOMCのせいだったのですね(*_*)
    デモ口座地獄よりもさらに怖いものがあります。
    妖怪に取りつかれることです。
    妖怪ウォッチに「万尾獅子」という妖怪が出てくるのですが、何が起きても「満を持して」といい動かないのです。
    私の友達で投資の勉強を始めた人が
    「実際にトレードとできるようになるのは2年後かな」とつぶやいていました。(ノ・ω・)ノオオオォォォ-
    勉強は確かに大切なんですが、賢くなる自分に自己陶酔するあまり手段と目的が逆になってしまう。
    怖い妖怪です。

    返信
    1. 浅野敏郎浅野敏郎 投稿作成者

      半丁トレーダー様、

      いつもコメントありがとうございます。

      妖怪ウオッチ、
      さすがにチェックはしてませんが、
      私も子供の影響で、
      一時、仮面ライダー系とポケモン系は
      それなりに知っていたことがあります。

      にしても、「万尾獅子」はズバリですね。
      妖怪だけあって、こちらの方が説得力があります。

      準備をし過ぎることは無いとは思いますが、
      何ができるようになれば良しとするか、
      ご自分なりの目標が決まっていると良いですね。
      準備はあくまで、本取引のための準備ですからね。

      ご指摘通り、何が怖いかと言えば、
      知識に満足してしまうのはありがちです。
      いや、それはそれで趣味という捉え方もできますが、

      知識と実地は結構違いますから、
      それだけは実経験からしか学べないとは思っています。

      「万尾獅子」妖怪の退治法をご存知でしたら、
      是非ご教授くださいね!

      ではまた、よろしくお願い致します。

      返信

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