トレーダーとしての真価が問われるとき

From:矢口 新
近所の喫茶店より、、、

 
いきなりですが、質問です。

 
もしあなたが保有する銘柄に
買い材料となるサインが現れているにもかかわらず、
株価は下がってしまいました。

 
このとき、
あなたならどのような行動を取りますか?

 
実は、この質問に対するあなたの回答によって、
長期的に安定して勝てるトレーダーか、
それとも、勝てないトレーダーになってしまうかが分かります。

 
この質問に対する回答としては、
次の3つのような回答が考えられます。

 
・値上がりを期待して買い増す
・損が広がらないように早めに売る
・保有し続ける

 
そもそも、
買い材料がそろっているにもかかわらず
株価が下がるとはどういうことでしょうか?

 
それは、相場には買い手と売り手が存在し、
それぞれ買い手には買い手の事情が、
売り手には売り手の事情があります。

 
しかし、
買い材料が揃った、と

 
買い手の目線だけで相場を見れていると
売り手の事情や思惑に気付くことは
おそらくできないでしょう。

 
いくら買い材料が揃ったと思っても、
実際に株価が下がっているのであれば、
自分の思惑は外れたのだと潔く認めて
「損切り」することです。

 
この「損切り」の判断を
素早く、潔くできるかどうか。

 
これが、
相場に長く生き残るための
鉄則なのです。

 

つまり、
先ほどの3つの回答の中で
長期的に安定して勝てるトレーダーとして
正しい回答は、

 
・損が広がらないように早めに売る

 
となります。

 
ちなみに、

・値上がりを期待して買い増す

この回答と同じ考えだった人は
危険なトレードをしているといえます。

 
株価が下がっている局面で買い増すことは、
いわゆる「ナンピン買い」という手法です。

 
株価が下がっている局面で
ポジションを増やすことで、
トータルの買いコストを下げることができます。

 
例えば、
最初に株価が1,000円の株式を1,000株持っていたとします。
その後、その株式の株価は800円まで下がりました。

 
そして、ナンピン買いでは
株価800円のところでさらに1,000株買います。

 
すると、
保有している株式は合計2,000株となり、
このときの平均取得株価は

 
1,000円+800円=1,800円
1,800円÷2=900円

 
上記のように900円となります。
つまり、2,000株の株式にかかったコストを
回収するためには、

 
株価が900円に上昇すれば回収することができ、
はじめに株式を買った時(1,000円)の半値で
取り戻せることができるということです。

 
そのため、
ナンピン買いという手法は
ある一定の支持者が存在します。

 
しかし、
ナンピン買いをしたところから
さらに株価が下がり続けると、
そこからの損失は今までの2倍のスピードで膨らみます。

 
ナンピン買いとは、繰り返せば繰り返すほど
勝率は高まるものの、小さな利益のために
加速度的に大きなリスクを取ることから
いずれは破滅に通じるという恐ろしい手法なのです。

 
また、

・保有し続ける

という選択肢ですが、
これも相場で安定して収益を上げるためには
良い判断とは言えません。

 
これは、
ある意味「思考停止の状態」であり
思惑が外れたことに対する対処を
何も考えていない、何もしていない、
ということです。

 

株価の上下動は、
多くの場合は買い材料が揃えば上がり、
売り材料が揃えば下がります。

 
ところが、
相場とは一筋縄ではいかないもので、
買い材料が揃っていても株価が下がる。
逆に、売り材料が揃っていても株価は上がるということが
頻繁に起こる世界なのです。

 
自分の思惑が外れた時に、
いかに素早く判断を下せるか。
潔く自分の間違いを認めることができるか。

 
思惑通りにいかないときこそ、
あなたが相場で生き残り続けることができるか、
真価が問われます。

 
ぜひ、相場に生き残り
安定して収益を上げることができる
トレーダーとしての決断力を身に付けてください。

 
それでは、また!

 

―矢口 新

 

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