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戦国武将に学ぶ、相場の考え方

From:矢口 新
自宅リビングより、、、

 
相場の参加者は、
プロもアマも関係なく
「勝ちたい」「儲けたい」という気持ちを持っています。

 
当然ですよね。
FXであろうと、個別株であろうと、先物であろうと、
相場に参加する目的は儲けることだ、という人が
ほとんどのはずです。

 
そして、
相場で儲ける方法は、
安く買って、高く売る。
高く売って、安く買い戻す。

 
実にシンプルです。
それなのに、相場で安定して勝つこと、
長く生き残ることは難しいのです。

 
なぜ、これが難しいのか?

 
今日はそのことについて、
お話していきたいと思います。

 

戦に勝つということは、
五分を上とし、七分を中とし、十分を下とする

 
これは、戦国武将・武田信玄の残した言葉です。

 
五分の勝ち(接戦)であれば今後に対して励みの気持ちが生じ、
七分の勝ちなら怠り心が生じ、十分つまりは圧勝してしまうと、
敵を侮り驕りの気持ちが生まれる。という意味になります。

 
さらに、武田信玄は戦に強かったことで有名ですが、
その戦い方の特徴は「負けない戦」をするための
戦略を駆使することだったそうです。

 
つまり、
武田信玄の戦に対する考え方を
相場に置き換えてみると、

 
利食いで10割の利益が取れなくても、
欲張り過ぎずに6~7割取れれば上出来である。

 
それくらいの利益の方が、今後の励みとなり、
長期的に考えればコツコツと安定して
利益を積み重ねるためには良い考え方かもしれません。

 
負けない戦をするための戦略を駆使するというのも、
致命傷となるような大負けをしないように
リスク管理をすることが、長く相場に生き残るためには
重要な考え方なのです。

 
谷で買って山で売ることができれば、
その一つの山谷では最安値で買って最高値で売れたということなので
利益は最大化できます。

 
相場はビジネスですので
一回一回の取引が真剣勝負なわけで、

 
当然、
できるだけ安値で買って、
できるだけ高値で売ることを狙います。

 
ですが、10割を取ることは
どんなプロであっても狙ってできるものではありません。

 
心配せずとも、6~7割も取れれば、
相場での結果としては上出来なのです。

 
1回の大勝ちで浮かれるのではなく
コツコツと利益を積み上げていく方が
常に相場に真剣に取り組むことができ、

 
長期的に見れば、
大負けをせずにコツコツと勝ち続けることの方が
儲けは大きくなるのです。

 
最後に余談ですが、
武田信玄の生涯戦績は72戦49勝3敗20分けだそうです。

 
武田信玄の戦に対する考え方、戦略が
どれだけ優れていたのかが分かります。

 
欲張り過ぎず、致命傷を負わないように
安定して収益を積み重ねるための
売買、リスク管理を意識しましょう。

 
それでは、また!

 

―矢口 新

 

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