FOMC後の米国株式相場
From:戸松 信博
自宅のデスクより、、、
おはようございます。
戸松信博です。
投資の学校さんの日刊ブログに出させていただくのは
約3か月振りとなりましたが、
このたび、毎週火曜日の日刊ブログを
私が担当させていただくことになりました。
私のブログでは、
前週の米国株式市場や、日本の株式市場について
経済指標を振り返りながら、
今後の相場見通しについてお話していきたいと思いますので、
どうぞよろしくお願いします(*^^)
FOMC通過、ダウ、長期金利小幅続伸、金価格は大幅続落
解説に入っていく前に、
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、
米国の主要株価3指数について確認したいと思います。
米国の主要株価3指数とは、
ニューヨークダウ、ナスダック総合指数、S&P500のことを指します。
ニューヨークダウ(ダウ工業株30種平均)は、
ダウ・ジョーンズ社が、主にニューヨーク証券取引所に上場している
優良株30銘柄を選出し、その単純平均株価となります。
世界的に有名な大企業で構成されているため、
世界を代表する株価指数ともいえます。
また、ナスダック総合指数は
世界最大の新興企業向けの市場であるナスダックに上場している銘柄の
時価総額加重平均指数のことをいいます。
そして、S&P500とは
日本株市場で例えると、ニューヨークダウが日経平均とすれば
S&P500がトピックスのような指数といえます。
それでは、それを踏まえて
先週の米国株式市場についてみていきたいと思います。
上図が、ニューヨークダウの日足チャート、
下図が、ナスダック総合指数の日足チャートです。
先週も先々週の流れを引き続き、
米国の主要株価3指数は過去最高値を日足ベースで更新しました。
特にダウは21日(木)に反落するまで
7日連続で高値更新(9連騰)となりましたが、
株価の上昇率は小幅でまちまちなものとなり、
週間でS&P500が+0.08%、ダウ+0.36%に留まり、
そしてナスダック▼0.33%安と小幅反落に終わりました。
注目のFOMCでは、
FRBのバランスシート縮小が予想通り決定されました。
金融危機対策として蓄えられてきた国債や住宅ローンなどの債券について、
期限を迎えたものが償還され、ロールオーバーをしないことで、
自然と資産が縮小されて行きます(償還される現金は中央銀行内で消える)。
これまで中央銀行が債券の買い手となっていたところから、
徐々に民間にスイッチされるだけであり、
十分経済が回復していることから民間の購買力も十分となってきており、
十分乗り切れると思われます。
合わせてFRBは今後の利上げ見通しを、
今年中にあと一回、来年3回と、従来通りのスタンスを据え置きました。
市場では利上げペースは緩むのではとの見方もあったため、
予想よりもハト派的な印象で年内利上げも意識され、長期金利が上昇しています。
その事で金融株の上昇が先週は最も目立ちました。
S&P500指数が0.08%高程度だったのに対し、
金融株で構成されるETFは3%前後の週間上昇率となりました。
原油価格が50ドルに乗せて来たことで、
エネルギー関連株も前週に引き続きアウトパフォームしています。
本日のブログでは、
米国の主要株価3指数について解説しました。
この3指数は、
世界経済の中心である米国の主要株価指数ですので、
ぜひ、覚えていただきたいと思います。
来週以降も、
皆さんの投資に役立つブログ記事を書いていきたいと思いますので
引き続きよろしくお願いします!
ありがとうございました。
―戸松 信博
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