浅野敏郎のブログ

クリスマスで”盛り下がる事”と言えば…

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「投資の学校」浅野敏郎
From 福岡行の機内より

 
若いころなら、
「イブを一人で過ごすこと」
という答えもあり得ましたが、今ならどうでしょうかね??

ただ、街のイルミネーションは今でも大好きで、
透き通った冷たい空気の中で輝くツリーには
こころ惹かれるものがあります。

 
現在、投資をされている方にとって、
クリスマスで盛り下がる事といえば、
「マーケット」
とお答えになる可能性が高いかもしれませんね。

確かに、この時期のマーケットでは、
海外の市場参加者の多くがクリスマス休暇に入り、
市場に出される注文が極端に少なくなりますから、

そうなると、
取引機会が潤沢にあるかどうか、を意味する
市場流動性が大きく低下します。

 
 
そろそろ、取引会社から
「市場流動性が低下するため、取引には注意が必要」
といったメッセージを受け取る時期でもありますが、

果たして、
市場流動性が低下すると、何に注意すべきなのでしょうか?

 
 
おはようございます。
今週も早や金曜日がやって参りました。

あと一回、私のブログをご覧いただければ、
その次はもう新年になっています。

 
振り返ってみれば、2017年は株式イヤーになりましたが、
その一方で外国為替は、まったく冴えませんでしたね。
今年でもFXで収益を上げることができたトレーダーの方々は
素直に、すごいと思います。

 

流動性が低い市場を想像してみましょう

さて、クリスマスシーズンのみならず、
年末年始 (一説にはこれもクリスマスシーズンです)
イースター
GW
お盆休暇などでは、同様に市場流動性が低下し、
相場で売買取引を行うには注意が必要です。

 
ドル円相場で考えた場合、通常のマーケットでは、

1銭の値幅の間に、例えば100万ドル分の注文が並ぶとして、
流動性が低い時のマーケットでは25万ドルの注文しかない
といった状況になります。

ですから、このケースで言えば、
通常のマーケットで100万ドルを買ったときの値動きは
理論上1銭で済むことになりますが、

流動性が低い状態で100万ドルを買うとなると、
4銭の値動きになってしまう可能性が高くなります。

つまり、
見込んでいだボラティリティは瞬時にして4倍になるわけです。

 
加えて、通常のマーケットであれば、
現状の水準から例えば50銭離れた価格にも
充分な注文が入る可能性は高いのですが、

流動性が低下したマーケットでは、
現行水準より離れれば離れるほど注文が少なくなり、
なおかつ、
例えば5銭刻みでしか注文が無いような場合も
十分想定できるわけです。

 
こんな状況で、何かちょっとしたイベントが発生すれば、
厚みのない取引水準へと簡単に達してしまう恐れがあり、

そんなマーケットでは、
予定した価格で取引が出来なかったり、

通常の感覚で入れた損切注文などが、
簡単に付いてしまうリスクが高まります。

 

本来であれば・・・

市場参加者が元々少ないわけですから、
大きな売買は発生しない時期なので、

先に述べたような状況が発生しにくく、
値動きは小動きになります。

しかし、市場が薄いということは逆に、
大きな注文を持ち込みさえすれば、
簡単に相場を動かせる可能性も高いことになり、

最後の一儲けを企むヘッジファンドなどが
小さなネタを後盾に、稀に参入してきます。

 
特に、今の相場水準から、
さほど離れていない価格に、
損切注文やオプションのトリガーなどが見えている場合、
彼らにとっては、
一儲けできる格好のチャンスになってしまうのです。

 
例え、このように意図的な動きではなくても、
休暇シーズンを預かる銀行ディーラーはそもそも、
経験が浅いジュニアである場合が高く、

こうしたジュニアのディーラーは、
ポジションリスクをとらないよう、受けた注文は、
とにかく全額カバーする命令が下っている場合が多く、

そうなると、彼らは注文を買いきるまで上値を追い、
売り切るまで下値を叩く行動になり易いため、
値動きが瞬時にして急激になる側面があります。

 

市場が薄い場合の特徴的な値動き

意図的に仕掛けたか否かにかかわらず、
流動性が低い市場で急騰や急落があった場合、

とりわけ値動きに連動性がなくなります。

 
例えば通常のマーケットでは、
相場が一旦急騰した後、小康状態を挟んで、
買いそびれた参加者が更に上値を買ってきたり、

それなりの時間が経過しても、
後続なく上昇が再開しないようなら、
今度は売り手が売り込んできたりするように、

相場の動きに連動性があります。

 
しかし、流動性が低下する(市場参加者が激減する)と、
このような追随する動きや、その返しがなくなり、
急変動した後はその高値水準や安値水準で
突如として全く動かなくなる傾向があります。

つまり、完全に買い切ったり、売り切ってしまうと、
それ以上を取引する理由が無くなると同時に、
新たに逆の取引需要が発生しない限り、
逆の取引理由も、そこには存在しないからです。

 
 
そんな市場状態で、
逆張りでエントリーするようなことをすれば、
含み損を抱えたまま暫くの間、全く動かない可能性が高まり、

場合によっては、年末年始を通じて
そのポジションを持ち続けなければならないこともあり得ます。

せっかくの年末年始の長期休暇ですから、
不安なまま過ごしたくはありませんし、
含み損を抱えたまま新年を迎えたくはないです、よね?

 
ただし、過去数年の年末年始相場では、
大きく相場の潮目が変わったことも実際ありましたので、
スクエア(ポジションがない、あるいはロングとショートが同じ)
の状態を推奨するつもりはありませんが、

特に、短期売買は非常にやりにくくなりますから、
その点だけはよく理解して、ご判断ください。

 
 
浅野敏郎

 
<<編集部よりおススメ>>

 
相場はなぜ動くのか?

買いが多いから上がり、
売りが多いから下がる…

一見、当たり前のように聞こえますが、
ちょっと待ってください!
本当にそうでしょうか??

 
相場で取引が成立するということは
売りの数量と買いの数量が同じだから成り立つ
のです。

なのに、なぜ相場は上下するのでしょう??

 
 
実はデイトレードは、
当日中に手仕舞うことがルールだったり、

ヘッジファンドは、
ある一定期間の成績が評価の対象だったりと、

必ず時間の制限が掛かっていることに加え、
買い手は買った直後から売り手となり、
売り手は売った直後から買い手になるため、

時間制限がくれば
否応無しに自分が意図しない取引をする運命にあります。

こうしたことを踏まえて相場を見ると、
短期的な値動きが手に取るように見えてくるはずです。

もう少し具体的なお話を知りたい方は
こちらの詳細ページを一度、ご覧ください。
↓↓↓
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コメント

  1. 乾坤一擲 より:

    メリークリスマス!
    といいつつもうとっくにクリスマスが終わってしまった体感がある乾坤一擲です。
    先週は、ウサギ的生き方に賛同いただきありがとうございましたm(__)m
    この勢いでリアルライフ年末も駆け抜けつつあります。
    毎年、11月から12月があっという間に過ぎて気が付くと年末になっとります(-_-;)
    越し方行く末をゆっくり考えたいと思いながら実現しないでおります。
    やっぱりクリスマス位はゆっくり休みたいと相場も思うのでしょう。
    わたくしも来年こそは!
    ゆっくり相場を眺めていたいです(`・ω・´)

    1. 浅野敏郎 より:

      乾坤一擲さま、

      本当にごめんなさい、
      年末年始は振り返る余裕がほとんどなく、
      こちらも記事をお届けするのが精一杯でした。

      あらら、今年も模様眺めですか??
      大発会から株式相場は、凄いことになっていますが、

      個人的には、
      ここでは付いていかない方が良い気もしてますので、
      まずは、模様眺めで良かったのかもしれません。

      ただし、様子を眺めながら、ビジョンが一致した時には、
      引き際を意識しながらも、「思い込み」が必要かもしれませんね。

      私も、2018年はきっと良い年になると思い込んでいます。
      頑張りましょう!

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