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どうなる!?2018年の日本株

From:戸松信博
自宅デスクより、、、

 
おはようございます。
戸松信博です。

 
いよいよ、
2018年の株式市場が始まりましたね。

 
2017年は世界同時株高となり、
稀にみる株高の1年となりました。

 
そして、2018年は
4日の大発会から大幅反発となるロケットスタートとなり、
翌5日も続伸となりました。

 
今年も2017年の流れから引き続き、
株高が期待できそうです!

 
そして本日のブログでは、
年始のロケットスタートを踏まえて、
2018年の日本株の見通しについて
お話していきたいと思います。

 

2018年の日本株見通し

2017年の日経平均は年の前半は停滞が続いたのでしたが、
10月の選挙で自民党が圧勝すると政治リスクが後退して
外資が買ってきて大幅上昇となり、結果的には素晴らしい1年でした!

 
そして、2018年の相場見通しも悪くはありません。
既に2日から取引が開始されている香港や米国は
ご祝儀相場のような感じで好調なスタートとなっています。

 
世界経済全体を見渡せば、
高性能半導体(3D-NANDとエヌビディア開発のGPU)
の誕生によってビッグデータやAIによる解析、

 
IoTが出てきたことによって
世界的には第4次産業革命が主導して
世界経済は成長していくと思います。

 
半導体の数はまだまだ足らない状況で
積極的な投資が今後2年は続くと思います。

 
そして世界的にはいよいよ業績相場に突入していくところです
(米国だけ一歩先に業績相場ですが、現在世界の株式市場は金融相場)。

 
このとき、
米国の政策金利がどんどん上がっていくし、
日本の異次元の金融緩和も縮小傾向になっていくので
心配になってしまう人もいるかもしれませんが、

 
これは引き締めというよりは
正常化ですので心配ありません。
業績相場の初期では政策金利が上がっていく中で
経済も拡大して企業業績も拡大し、株価も上がっていくのです。

 
ただ、業績相場の後半になると(おそらく米国の政策金利が4%程度)、
高金利が企業や経済の重しとなり、
逆金融相場に突入し、株価が下がっていく可能性があります。

 
特に日本は2019年10月に消費税増税が予定されています。
消費税が増税されると確実に景気は悪化します。

 
しかし、
今はまだそれを考えるには早すぎるでしょう。

 
したがって、今後数年は資産を伸ばす大きなチャンスです。
2019年末か2020年前半までは買いで資産を伸ばし、

 
チャートで200日移動平均線を50日移動平均線が下に突き抜けるような
デッドクロスが発生したら、今度は売りやインバース型のETF
(指数が下がると株価が上がるETF)で儲けるのです!

 
昨年末にも書きましたが、
すでに日本株という動かなかった山は動き始めています。

 
それは株価意識の高い安倍首相と森金融庁長官の下で、
NISAの導入、GPIFの改革、コーポレートガバナンス改革、
スチュワードシップ・コードの策定と続けてきた成果が、

 
ROEの向上、企業の持合い解消、株主還元となって表れはじめ、
(欧米と同様)持続的な株価上昇が国民金融資産を
大きく増やして行く道筋に乗った事を意味します。

 
それ以外に超高齢化する日本の将来を支える方策もなく、
国の命運を賭けた改革と言えるでしょう。

 
米国は元よりそうした土壌のあった国ですが、
遅れてドイツは90年代より株式市場改革に取り組みはじめ、
停滞していた同国の指数はその後、

 
収益性(ROE)の向上と株主還元に呼応するように
何倍にもなって最高値更新を続けています。

 
ドイツの金融資産は90年まで日本と同じく貯金が大半で
株式はごく僅か、しかし今は米国並みに株式主体の構成となっています。
ドイツは変革しました。

 
日本はそのドイツのさらに周回遅れ、
安倍政権でようやく取り組みだして数年経過した段階です。

 
まずは日経平均の最高値到達を目指し、
30年に渡る負の遺産を清算しようとする最中です。

 
そこに追い付いたところはゴールでなく
新生日本のスタート地点であり、
その後も株式市場を優先する政策を採り続ける限り
(欧米の実例ように)長期にはさらに何倍にもなって行くのです。

 
米国のように国民の純資産1京円とまでは行かなくとも、
5千兆円くらいになり、国民全員が株式と投資信託から
恩恵を受けられれば高齢化も問題ないでしょう。

 
赤ちゃんの数よりも100歳以上の人口が
大きくなる時代の福祉をどうやって支えるか、
を森金融庁長官は取り組んでいるのです。

 
株価の高値進行を裏付ける記事は連日出ており、
全規模全産業の日銀業況判断DIはプラス16と26年ぶりの高さ、
11月の工作機械受注額は+46.8%増と高水準が続いており、

 
半導体製造装置世界出荷額は
17年ぶり最高となる+35%増の6.3兆円、
ただ今は天井でなくそこからさらに18年も
+7.5%増が見込まれる状況です。

 
10月の鉱工業指数の在庫と生産が
ようやく揃ってプラスになった事が確認され、
過去この状態(在庫が増えているのにフル生産を行う超強気状態)に入ると、
その後平均20か月かけて景気のピークに向かいました。

 
加えて物価や高級品の売れ行きも回復の兆しを見せており、
17年の輸入車販売は20年ぶり高水準、
バッグなどの高級品ブランドと共に
値上げの波が押し寄せているとの事です。

 
上昇は始まったばかりです。
こうした大局観が大事なところと思います。

 

ということで、
今年も日本株はもちろん、
米国を中心としたグローバル市場についても
このブログでお話していきたいと思います!

 
あらためて、
2018年もよろしくお願いします(^^♪

 

―戸松信博

 

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  • コメント ( 2 )

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  1. 小坂圭吾

    世界的、大局的にお話をいただき、ありがとうございます。

    • 信博戸松

      小坂様

      コメントありがとうございます!
      今年も日本株はもちろん、グローバル相場についても
      積極的にお話していきますので、引き続きご覧ください。
      よろしくお願いします!

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