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23,000円を超えた日経平均の今後は?

From:戸松信博
自宅デスクより、、、

 
おはようございます。
戸松信博です。

 
昨日、日経平均株価がおよそ3か月半ぶりとなる
23,000円代を回復しました。

 
私は、23,000円代を超えてくると、
2月初めからの急落から立ち直ったと言えるでしょう。

 
ここからさらに高値を目指していけるか、
それとも一度調整が入るか、というところですので
これからの日経平均株価には注目していきましょう。

 
そこで今日は、
先週までの日本市場について振り返り、
昨日23,000円代まで回復した日経平均株価、
為替の見通しについてお話したいと思います。

 

110円台回復した円安を受け、日経平均は8週続伸

 
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決算発表のピークを済ませ、
日本市場はやや出来高を落として
静かに推移しました。

 
日中の高値・安値の値幅も
80円~100円程度の日が多く、
盛り上がりに欠けるものの、

 
この週も172円高として着実に上昇し、
日経平均は8週続伸です。

 
海外に比べても安定感のある日本市場は、
1ドル=110円台を回復してきた
為替によるところが大きいと思います。

 
企業は後の上方修正を意識して
控え目に期初予想を立てており、
円安によってそのシナリオ通り、

 
今期も増収増益で着地する可能性が、
早くも高まってきました。

 
日経新聞社集計によると、
前期の金融を除く上場企業1,566社の
売上高は+7.9%増の557.5兆円でした。

 
金融を含めれば大体東証一部の時価総額に近くなり、
企業の買収価格はおよそ売上高くらいになることから、
現株価水準もリーズナブルと分かります。

 
増益が続くなら、
もっと株価も上がって行って良いでしょう。

 
そして今期の予想集計は、
売上+2.7%増の572.7兆円、
純利益▲2.1%減の28.8兆円となっています。

 
前期利益のこの時期の予想は
+9%増見通しでしたが、上方修正の連続で
最終的に+34.6%増の29.4兆円で着地しました。

 
今期も控えめながら、
売上はすでにプラス予想で出ており、
利益も前期ほどでないにせよ、
増益・最高益で着地すると思います。

 
なお利益率は過去最高で、
企業体質の改善が続いています。

 
もっとも、
昨日に23,000円代を超えてきましたので、
冒頭にもお話しましたように、

 
私はこれで2月初めからの
急落から立ち直ったかなと思います。

 
それでも、
今までにも何度もありましたが、
想定外の出来事で相場が動くこともあります。
 

そのことも頭の片隅に置いておきながら、
今後の相場見通しを考え、
売買の機会を伺っていただきたいと思います。

 
自分で相場の見通しを立てられることで、
精神的に余裕をもって相場に臨めるようになりますので、
ぜひ、相場を読み解く力を養ってまいりましょう。

 
それでは、
本日もありがとうございました。
今週も頑張っていきましょう!

 

―戸松信博

 

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