本日は7月6日と言えば…
「投資の学校」浅野敏郎
From 自宅のデスクより
本日も少し遅くなり、申し訳ございません。
さて、1日の日曜日から始まった7月は、
今日が今月初めての金曜日となり、
金融市場に対しては特に影響が強い
アメリカの雇用統計が発表されます。
一口に雇用統計と言っても、
発表される統計の切り口は複数あり、
数年前まではいわゆる
「非農業部門雇用者数増減(NFP)」と言って、
農業以外の雇用者数が
前月より、あるいは前年より、
何人増えたか減ったか、という数値が重要でした。
しかし、失業率が5%を切る状況が続き、
アメリカでは完全雇用状態だと言われる中、
次第にこの数値は問題にされなくなり、
概ねここ1年間は賃金の伸び率に、
注目が集まる傾向が続いているようですね。
予想は前年比で2.8%と、
予想インフレ率とも見合っており、
今のところは何を言われても、
米国の短期金利には
上昇圧力が継続していることになります。
おはようございます。
今週も早や金曜日がやって参りました。
ワールドカップの決勝ラウンドに駒を進めた
我が日本代表でしたが、
正に指の隙間をすり抜けるように
そこまで手にしていたベスト8進出を逃しました。
しかし、それももう数日前の事で、
選手たちは既に帰国し、
今はそのコメント一言一言に注目しているわけですが、
それにしても、本当に残念でした…
今は、選手の方々に「お疲れ様」の一言を捧げたい
と思います。
アメリカ雇用統計の発表前日には、
その前哨戦とも言われている
民間団体発表によるADP雇用統計なるものが
発表されるのですが、
昨日のADP非農業部門雇用者数増減の結果は、
今年のワースト2と冴えなかったものの、
特にドルが売られることも無く推移しました。
政府発表の数値同様、市場の興味はもはや、
「NFPにはない…」のかも知れませんね。
いずれにしても、ADPの数値の傾向と
政府発表の数値の傾向とは、
一致しないことも多いですから、
今日は今日…と割り切った方が良いと思います。
さて、本日の7月6日に限っては、
重要なイベントがもう一つあります。
それは、米中貿易戦争の開戦日とも言うべき、
米国側の追加の関税措置の実施日でもあり、
昨日の株式市場はそれを嫌気したのか、
一時続落しました。
FOMCの議事録公開を過ぎた今現在の相場は、
すでに動意薄となっていることからも、
この水準前後の調整は一通り終了し、
本日の本番までは様子見といったところでしょうか。
米中の関係で言えば、
米国の株価市場は、
まだまだ底堅い動きを見せている一方で、
中国の株価市場は、
総崩れの様相を呈しています。
これを見る限り市場参加者は、
米中の貿易摩擦は中国に不利だ、
と言っているように見えますが、
実はその狭間で、
ユーロの影響を考えざるを得ません。
ユーロにおけるチャイナマネーの影響は
相当大きいことは周知の事実ですが、
実は最近の日本株においても、
ドル円との相関関係よりも、
ユーロ円の相関関係の方が強い気がします。
例えば、日本株が上昇する局面では、
確かにドル円も上昇している場面が多いのですが、
ユーロドルも一緒に上昇していることが最近特に多く、
言い換えれば
ユーロ円の上昇と連動していることになります。
そんなことからも、
世界的にはチャイナマネーが、ユーロを通じて暴れている
という印象がありますので、
本日のイベントではそういった目線で
相場を見てみようと思います。
浅野敏郎
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お早うございます!(^^)!
といいつつ、ここ2日位続く記録的大雨にモチベ続落です。
昨晩は何度か避難警報が鳴って(解除の時はアラームいらんとおもふ)
不眠気味。
( ..)φメモメモ
世間を騒がす雇用統計はこのような側面を見るのが大切なのですねw
毎月、びゅんとドルが大きく動くのを感心してみていますが、
判断基準になる数値って大事ですね(゜_゜)
乾坤一擲さま、
コメント有難うございます。
天気予報でも、とあるキャスターが
「西と東では、天候が全く違うので、
晴天の下から番組をお伝えしていると
西側の方々には違和感があると思います。」
と言っていたのを思い出します。
警報や氾濫のニュースが目に入るにつけ、
本当なんだな、と思う日々でしたが、
身近な方に避難警報のお話が出るほど、事態は深刻なのですね。
九州、中国、関西、東北、北海道と、種類は違えど天災が続く中、
関東の沈黙はかえって不気味に思えてきます。
何も無いに越したことはありませんが、
訪日外国人が巻き込まれないよう、
何かが起こるのであればせめて、
2020年のオリンピック以降であれば・・・
と祈りたいところです。
雇用統計、本来はもっと奥が深いようですが、
今は前月比でどうだったかだけを、
売買シグナル的に用いられる傾向が強く、
刹那的な売買が主流に見えますね。
ビュンと動くところを捉えられれば参入価値もありますが、
クリックしても成立することなど基本的には絶望的で、
大抵は成立したところが、当面の天底というオチが関の山
では無いでしょうか。
直後の乱高下は少なくとも、見送りが賢明かも知れませんね。
またのコメントをお待ちしています。
浅野敏郎
豪雨の被害が拡大、深刻化し、
私のコメントが不適切にもなりかねないため、
一部を削除いたしました。
この状況をどうにか乗り切ってくださいますよう
祈念いたしております。
そして、被害に遭われた方々におかれましては、
心よりお見舞い申し上げます。
浅野敏郎