ブレグジットがなくなる

From 矢口新

自宅のトレ―ディングルームより……

いかがおすごしでしょうか。

矢口新です。

相変わらず暑さが厳しい日が続いていますが、
体調にはお気を付けください。

総務省消防庁が発表したところによると、
今年の4月30日から7月29日まで、
熱中症が原因で緊急搬送された人は、
全国で5万7,534人にもなり、

既に昨シーズン(2017年5月1日から9月30日)の
5万2,984人を既に上回ったとのことです。

こう書くと、日本だけが異常な暑さのようですが、
そうでもありません。

暑いのは日本だけではない

ロイター通信が伝えたところによると、
イギリスでも猛暑が続いているそうです。

7月26日には、イギリスの南東部に位置するケント州の都市・ファバーシャムでは、
気温が35.3度と今年一番の暑さになったとか。

政府からは日向を避けるように警告があったり、
病院も熱中症など、暑さが原因の体調不良を訴える人が続出して、
パンク寸前の状態とのことです。

想いもがけない暑さで混乱しているのは、
イギリスも変わりありません。

しかし、イギリスにはもう一つの「想いもがけない」ことがありのです。

ブレグジットのポイント

このブログをお読みのほとんどの方は、
ブレグジットという言葉についてご存知だと思います。

念のために、ポイントをおさらいしておきましょう。

まず、ブレグジットとは、イギリス=英国を意味する「Britain」と
離脱を意味する「Exit」を合わせて作った、イギリスのEU離脱を意味する言葉です。

イギリスのEU離脱への関心が高まったのは、
他国からの移民の急増が大きな原因として挙げられています。

イギリスはもともとは移民の受け入れを積極的に行っていました。
中でも、2000年代には、新しくEUに加盟した
東欧諸国からも多く意味を受け入れています。

しかし、2008年にリーマンショックが起きたことで、状況が一変しました。
失業者も増えたため、「移民に職を奪われている」という国内の不満も高まっていったのです。

そして、様々な経緯を経て、2016年6月23日に、
イギリス全土でEU離脱の是非を問う国民投票が行われました。

離脱派が52%、残留派が48%という結果に終わり、
当時のキャメロン首相は辞任に追い込まれました。

その後、後任として内相を務めていたテリーザ・メイ氏が
首相に就任し、本格的な交渉にあたっています。

ブレグジットがなくなる???

そのメイ首相ですが、
イギリスの日曜紙「メール・オン・サンデー」に寄稿し、このように語っています。

国に対するこの週末の私のメッセージは単純だ。われわれは目標を見据え続ける
必要がある。さもなければ、最後にはブレグジットが全くなくなるリスクがある

ちなみに、このような寄稿を行う前には、
メイ首相の離脱交渉方針に反対した閣僚2人が辞任しています。

メイ首相自身がもともとはEU残留派だったことも
背景の一つとして知っておくといいでしょう。

もちろん、首相に就任してからは、
ブレグジットに向けて進むと確約していました。

その方針が揺らいでるわけではないものの、
EUに譲歩しすぎているという抗議も受けていたのです。

結局、どうするのが一番いいのか

加えて、アメリカのトランプ大統領も、
首相の穏健な離脱方針について批判していました。
「EUを告訴しろ」という言葉からもわかる通り、
EUがあまりに権威主義であると考えているのです。

あくまでこれは、私個人の考えですが、EUやユーロは機能不全に陥っています。
イギリスはEUを離れてTPPに参加した方が、双方にとってメリットがあるはずです。
でも、これもやってみないとわからない部分が大きいでしょう。

一つ言えることがあるとしたら、ブレグジットを
表明してからというものの、イギリスは多くのものを失ってしまいました。

今更、方針を変えてEU残留を表明しても、ほとんど何も取り戻せません。
それなら、新しいチャレンジに踏み出す方が、
イギリスという国とそこで暮らす人のためにはなるでしょう。

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