信用取引が怖い、というあなたへ
From 小次郎講師
自宅のトレーディングルームより……
こんにちは。
小次郎講師です。
日本だけでなく、
ヨーロッパでも40度を超える地域が
続出するなど、
今年は異常気象が多く見受けられる年になっています。
こうなってくると、
まずは体調を崩さないようにするのが、
非常に大事になりますので、
皆様もお気を付けください。
改めて信用取引についておさらい
こうも暑いと外に出かけるのも大変です。
しかし、勉強するにはこれほどいい条件もない
(強制的に部屋の中にいることになるので)でしょう。
そこで、
今回は私の授業でもよく取り上げている、
信用取引について、
改めておさらいしたいと思います。
信用取引とは?
信用取引とは、端的に言えば、
証券会社から資金や株式を借りて、
売買をすることです。
投資資金の約3倍の取引ができる仕組みになっています。
つまり、
投資用資金が10万円だった場合、
30万円分の取引ができる計算になるのです。
通常の株式投資のような買いはもちろん、
空売り(先に売って、あとで買い戻す)もできます。
信用取引・空売りのリスク
しかし、信用取引・空売りにはリスクも
あることを覚えておいてください。
まず、信用取引自体の危険性ですが、
自己資金以上の金額の取引ができるので、
大きな損失が出る可能性もあります。
また、信用取引を始めるときには、
証券会社に証拠金を差し入れなければいけませんが、
何等かの原因により証拠金が足りなくなった場合、
追証を請求されることもあるのです。
つまり、足りない金額をすぐに入金しないと、
取引を続けられません。
一方、空売り自体にも、リスクがあります。
仮に、空売りをしたら、期限内に買い戻さないといけませんが、
空売りをしたときの金額より、買い戻すときの
金額の方が高くなっていることだって十分にあり得るでしょう。
そうなると、損失がいくらになるのかは、
正直予想がつきません。
信用取引のメリット
しかし、先ほど挙げたリスクを差し引いても、
信用取引にはメリットがあります。
信用買い・信用売り(=空売り)のメリットを、
ここでまとめておきましょう。
- 信用買いのメリット
- 最低売買単位の取引金額が大きい銘柄(=値がさ株)でも取引できる
- 同じ資金量で買える株数が増える
- 上昇トレンド時、回転売買で買える株が増える
- 信用売りのメリット
- 短期で大きな利益を上げられる(こともある)
- 同じ資金量で買える株数が増える
- 下降トレンド時、回転売買でさらにどんどん取引量を増やせる
箇条書きにしましたが、
一言でいうと「市場がどういう状況でも、利益を出せるチャンスがある」
ということです。
恐れるのではなく、うまく付き合うこと
信用取引というと、
「資金や株式を借りて取引するなんて、怖い」と抵抗を示す方もいらっしゃいます。
しかし、ご自身の余剰資金の中で、ルールを守ってやっていれば、
そこまで怖がる必要もないはずです。
要は、「うまくいくやり方を知り、それを実行する」ことが大事なのです。
投資に限ったことではありませんが、
生きている限り、リスクはあらゆる場面で付きまといます。
私は今はこうやって元気に暮らし、
日々投資教育の仕事をさせていただいていますが、
この先も続けられるかはまったくわかりません。
それでも「今でいる最善のことを」と
いう気持ちで取り組んでいます。
「今を一生懸命に生きる」という思いを
積み重ねていくしかありません。
だからこそ、何事もむやみやたらに恐れるのではなく、
「どう、付き合うか」を考えていきたいと思いますし、
皆様にもそうであってほしいと願っています。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
まだまだ暑さ厳しい折、
水分補給にお気をつけてお過ごしください。
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