短期取引って意外なリスクがある、のかも?

浅野敏郎

「投資の学校」浅野敏郎
From 新宿オフィスのスタジオより

 
 
もしあなたが1日を通して
相場に向き合える時間が1時間だとしましょう。

もちろん、
その時間に重要な経済発表があるかないか、
程度の確認は可能かも知れませんが、

この1時間に売買チャンスがあるかどうか
周到な準備はなかなかできませんから、

 
事前にある程度の分析や
時刻表並みの統計情報を持ち合わせていない限り、

いろいろなオシレーターなどを頼りに
シグナルが出るまで、
あるいは
自分が決めたルールの形になるまで
は、ただひたすら待つしかありません。

 
 
一方、動く可能性が高い
経済指標の結果を利用するのは、
手っ取り早い方法なのは事実ですが、

どちらに動き出すのかが事前に想定できない上に、
瞬発的すぎて乱高下しやすく、
スプレッドも急に拡大し、
日本語で知るより英語の方が瞬間でも早いなどの
諸条件を考えると、

一般的には、ギャンブルトレードになりやすいと、
手控えるススメが多いという印象がありますし、
私もそう思います。

 
相場の方が、自分の1時間に合わせて動いてくれる・・・
訳はないですから、
取引チャンスを探すという観点からは逆に、
経済指標の時間を狙うしかない、
と考えるのはむしろ自然な流れで、
私も経験したように、誰もが一度は通る道ではあります。

 
しかし正直なところ、
値動きが急すぎて注文すら約定しない環境下で、
当たり前ですが、思惑通りには行きませんでした。

 
では、諦めるしかないのか?
というのが本日のテーマです。

—————————————–
おはようございます。
今週も早や金曜日がやって参りました。
というより驚くべきは、今月もあと1週間を切った
ということです。

さて、
世界同時株安になりかけている昨今の相場ですが、
基本的にはロングの投げという解釈で良い
とは思います。

しかしテクニカル的に
ここまでクサビを打ち込まれた以上は、
回復にはそれなりの時間がかかるのは確かです。

唯一、期待できるのが、
混乱に乗じて、売り込んでいる向きの買戻しですが、
季節要因を考えると、これも考えにくい状況です。

 
底値が確認できれば、拾いどころだとは思いますが、
上記の理由により急反転は考えにくく、

まだ底値確認すら出来ていない現状では、
値ごろ感からくる
「そろそろ買い(そろそろ買っても良いだろう)」にも、
充分注意が必要です。

—————————————–

さて、先週のお約束?の延長でいろいろ考えましたが、
あまりに大きな問題だったので、
部分的な考え方しかご紹介できそうにありません。

この類の考え方は、ある意味で私の根本でもあり、
ちゃちゃっと簡単に表現できる段階にあれば、

講義の一つや二つ、もしかすると
持てるような身分になっているはずではありますが、
なかなか上手に表現できていません。

 
そこをご理解いただいたうえで、
早速、その一部を一緒に考えてみたいと思います。

上の足は下ヒゲ陽線といって、
結構強気の(強い上昇を示唆する)足として有名です。

 
 
では問題です。
次の足が始まった直後の今、

皆さんはどのように取引しますか?

 
せめて1本目の足より前の足を確認しないと
判断は難しい、という声も聞こえてきそうですが、

限られた時間の中
可能な限り行動したいという状況で、
これだけの情報しかなかったとすれば、

「下ヒゲ陽線の高値を越えたところで
順張りの買いでエントリー」
というのが満点の判断ですね。

 
しかし残念ながら、もし下値探しから始まってしまえば、
1時間以内に高値更新という場面には出会えず、
悶々としたまま、PCを閉じることになりそうです。

例え運よく、見ている目の前で高値更新があったとしても、
もし残り5分しかなかったら、
やはり見送るしかないのではないでしょうか?

 
 
では2本目の足も完成した直後、
こんな状態で相場に出くわしたとしましょう。

きっと、
「高値更新で買いエントリーしなくて良かった!」
と、誰しもが安堵すると同時に、

「これでは様子見しかないな。」
と思ってしまうのが順当な判断ではないでしょうか。

 
もし、ある程度の経験がある方なら、
「直近は陰線だが、この2本は高値・安値を切り上げている」
ことは理解できると思います。

ただ、だからといって、
ここから直ぐに買うという判断は下しにくいと思いますし、
ここでも何も出来ないかもしれません。

 
この状態からたとえ陽転したこんな状況でも、

どうせ軽い外ハラミで終わるだろうといった、
消極的なイメージの方が先に頭をよぎるでしょう。

 
しかし、もしこの状況に偶然出会えたとしたら、
私なら直ぐにでも買いたいと考えます。

もちろん、100%絶対などありえないのは事実だとしても、
それを差し引いてまでも、実は価値ある値動きなのです。

 
 
つまり、時間軸という言葉があるように、
足一本分の期間によって、たまたま連続した値動きが、
3本の足に分かれただけのことであり、

同じ値動きでも、時間軸が違えば、例えばこのように、

強い下ヒゲ陽線が2本連続してることになり、
見え方は全く違ってきます。

 
さらに、時間軸を無視して、
連続した値動きだけを捉えれば、

まさに今の状況は、上昇の三波動目を形成した瞬間である
のは明らかで、もう一段高が十分考えられるというのが
根拠となります。

 
さておしまいに、
私が言いたかったことをまとめますと、

ここまで見てきた例が(超)短期足だった場合、
1本の足に含まれる値動きはあまりに少なく
信憑性が低いというリスクがあるということです。

つまり、時間軸を変えたところで、
殆ど変化がないような足の連続は
こうした手がかりも役に立たないということです。

 
値動きを見ていく際に重要なことは、
2本目や3本目の足が始まった時点で、

何通りかの変動イメージが持てるかどうか
だと考えます。

その中から、
大きく動きそうなイメージはどれなのかを選択するのですが、
今回の例で言えば、

・2本目の高値を更新するか、
・1本目の安値を更新するか、

の二択しかない訳です。

 
だとすれば、少し極端な言い方かも知れませんが、

今回の例題で確認するポイントは、
高値を越えるかどうかしかあり得ない話になり、

例えば、時間軸が60分以上であれば、
1回3分のチェックを1日に10回行なっても、
トータル30分で済み、

逆指値を利用すれば、1日1回で事足りるかも知れません。

 
 
充分な説明が出来ず、
唐突なエンディングになってしまったかも知れませんが、

時間がない方こそ、
少し長めの足の方がチェックポイントも少なく、
また、戦略も細かく変更する必要もないことから
結果的に僅かな時間でもトレードは出来る

というのが、前回の結論に対する解説になります。

 
 
 
浅野敏郎

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5 thoughts on “短期取引って意外なリスクがある、のかも?

  1. 百瀬 昇

    浅野さんのブログが一番面白いし、勉強になります!
    これからも配信宜しくお願いします

    返信
    1. 浅野敏郎 投稿作成者

      百瀬 昇 様、

      コメント、有難うございます。
      返信が遅くなり申し訳ございません。

      こうおっしゃっていただくと励みになります。
      ネタ探しには毎週、頭を痛めていますが、

      トレードをする際、皆様にとって一体、

      何が大変か?
      何が難しいか?
      何が怖いのか?
      どんな矛盾があるか?

      といった目線で、
      少しでもお役に立てそうなテーマを探しています。

      今後とも、よろしく御願い致しますと共に、
      またコメントをいただけたら嬉しく思います。

      浅野敏郎

      返信
  2. 乾坤一擲

    おはようございます。
    朝晩しのぎやすい季節になってきました。私にとっても今の季節が一番しのぎやすいようです。
    これから冬眠の季節に向かって短い間全力疾走せねば(-“-)キリッ
    エアトレーダーでもよいという温かいお言葉をいただいたのですが、もはや今週も気が付けば金曜日。
    とりあえず、「One Tap Buy」の「入金作業」から始めてみたいと思います。
    「One Tap Buy」はバフェットさんちがないのが不満ですが、不満を言ってたら前に進まない。
    さて今週のお題目は短期取引。
    相場は予想がつかないですが、私はFIさんの次のプロモの予想は付くようになりました(@_@)
    ところででリンク孫先の講義の日程が先々月。
    色々な講座を抱えて細かい部分まで目がいかないのだろうけど。。。
    担当者さま睡眠不足にならない程度にがんばってくださいm(__)m

    返信
    1. 浅野敏郎 投稿作成者

      乾坤一擲さま、

      いつもコメント有難うございます。
      「One Tap Buy」、実は何のことか分りませんでした。

      調べさせていただいてやっと、コメントの意図を理解いたしました。
      それにしても事業者の方々は、いろいろ考えますね。
      私はもう付いて行けてないですが、

      乾坤一擲さまは流石です!

      株も指数も為替も、既存の事業者は小口化をするたびに、
      自社収益を圧迫してきました。
      小口化は投資家の裾野を広げる可能性を秘めている一方で、

      ここまで細かくすると、基本はコスト法的に保有が多くなるため、
      回転売買から生まれる手数料やスプレッドが取れなくなるからですね。

      FXは手数料が無料というジャパンスタンダードがある中、
      株式市場にはまだ手数料の概念が生きており、
      完全に無人化やネットワーク化ができれば、
      まだビジネスチャンスがあるのでしょうね。

      リンクの飛び先の件、数日前に調査依頼をかけています。
      既に解消されていると良いのですが、
      ブログのホームページ廻りは私もチェックしてみましたが、
      特に問題はありませんでした。

      差し支えございませんでしたら、こっそり教えていただけると幸いです。

      では、今後ともよろしく御願い致します。

      浅野敏郎

      返信
      1. 浅野敏郎 投稿作成者

        乾坤一擲さま、

        「One Tap Buy」の件、私の不注意でした。
        すでに流れに乗れていないことが証明されました(泣)

        そしてサイトの件も、
        細部にわたり色々とアドバイス、ありがとうございます。
        こっそり教えて頂いた内容ですので、
        公開する方向ではありませんが、アドバイスに従ってもう一度、
        確認させていただきます。

        いつも本当にありがとうございます。

        浅野敏郎

        返信

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