ニュース材料に掻きまわされるな
From:戸松信博
自宅デスクより、、、
おはようございます。
戸松信博です。
いよいよ、
12月になりましたね!
今年も残り1ヵ月を切りました…。
昨日までに東京株式市場で日経平均株価は7日続伸し、
終値は2万2574円76銭でした。
そして、先週時点で日経平均は
200日移動平均線を回復してきており、
この勢いが続いていくか、どうか注目の局面です。
その中で、
今週の注目イベントといえば、
米中首脳会談ですね。
この会談の結果は、
米国市場はもちろん、日経平均にも
影響を及ぼすでしょう。
ということで、
今日は米中首脳会談を控えた
米国の直近の動向について解説したいと思います。
初めて利上げ打ち止め観測の出てきたごく初動のところ
11月20日(火)に再下落転換と判定していた米国株ですが、
先々週末段階では安値を勢いよく更新する
悪い流れが続いていました。
しかし先週は金利を巡る
一本のニュースが相場を一変させました。
28日(水)にパウエルFRB議長が講演で、
金利は経済を加熱も冷やしもしない
中立水準に近いところにあるとの認識を示し、
利上げペースが緩められるとの期待が一気に高まりました。
このニュースが流れると同時に市場は買い殺到となり、
ダウが+617ドル高となるなど大幅上昇しました。
週間の上げ幅は、
ダウ:5.16%、
S&P500:4.85%、
ナスダック:5.64%
と、一週前の大幅安を上回る上げ幅で切り返し、
また今年最大の週間上昇率ともなりました。
これまでは2月の相場暴落時に、
一旦急落から反発した週が
最大上昇率となっていました。
アップル(AAPL)の上昇率は
3.7%と大きくありませんでしたが、
他の大手ハイテク株は、アマゾン、エヌビディアが
ともに12%を超える上げ幅となるなど、
直近で売られてきたグロース株に買い直しが入った模様です。
特に大手で構成されるナスダック100指数は
6.5%高とアウトパフォームしました。
テンセント、アリババの中国IT大手も7%超の上昇です。
再びマーケットの判定を上昇転換に戻しましたが、
短期間に判定をコロコロと変えるような相場状況は
決して好ましい相場状況とは言えず、
以前にように安心して見ていられるような上昇ではないと思います。
あまりニュース材料に掻きまわされず、
悪いニュースにも首を振りながら、強い景気や企業業績を背景に、
微動だにせず上がり続けるものです。
今週も米中首脳会談の結果をもとに、
ニュース主導の相場が続く可能性あります。
ニュースが恒例の年末相場に向けて
良い方向に流れる可能性もありえますが、
ダウとS&P500は丁度50日線に達しており、
ここで跳ね返されるようであれば
再び弱気転換ということになります。
本当に重要な上昇トレンドとは、
200日線の遥か上で安定推移し、
トレンドが半年から1年以上も続くものです。
まずは慎重に少し買いを入れ、
このあと200日線、50日線を確実に上に捉えるに従い、
上昇トレンドに対する信頼感を増し、
ポジションも増やしていくような戦略が良いと考えます。
特に今週は、
米中首脳会談という注目イベントがあります。
ニュースを注視しながら、慎重に戦略を考えていきましょう。
それでは、
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました(^^♪
今日も一日、頑張りましょう!
―戸松信博
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