大幅高となった後の相場が大事
From:戸松信博
自宅デスクより、、、
おはようございます。
戸松信博です。
大発会から大幅下落となった日経平均ですが、
先週は週間+798円となり、
グッと株価が上昇してきました。
この結果については、
日本市場は大発会で大きく下げたものの、
その時点の米国市場の様相から、
先週初めにも日本株も上昇転換する
可能性があるとしておりましたので、
概ね想定通りだったと思います。
ということで、
今日は先週7日(月)からの日本市場の値動きの要因について
私が分析した結果をお話したいと思います。
大発会からの下落から回復しつつある日本市場
1月7日(月)の日経平均は
383円高と大きくギャップアップ(上放れ)して寄り付き、
上値では多少重くなったものの、大引けまでにさらに
94円乗せて+477円高としました。
その日の出来高は大発会を超えなかったものの、
十分なボリュームであり、昨年末に十字線を付けた
大底からの反発の芽が(安値を下回らずに)繋がり、
大幅高でフォロースルーが完成したと見て、
この日に(短期)上昇転換と判定します。
8日はさらに出来高を増しながら続伸し、
10日に反落したものの、週間では+798円の
大幅反発として終えています。
大発会の日に1.8%高と逆行高した
マザーズ指数が先週も好調で、週間+7.6%高、
年初来ではすでに+9.5%高となり、
他の主要指数を大きく上回ります。
実は、マザーズ指数は昨年最も大きく下げたのでした。
そのほか、セクター別にみてみると、
機械、輸送用機器(自動車)、精密機器、電気機器といった
景気敏感セクターが大きく値を上げ、
市況関連も海運や不動産も大幅高です。
やはり昨年12月25日と1月4日につけた
日経平均の予想PER11倍、PBR1倍という指標は割安であり、
これら二度の安値で二番底を形成したという見方です。
ただ、日経平均のチャートはまだ50日線にも程遠い段階で、
クリスマス以降飛ばしている米国に比べ、
依然として割安感があると思います。
日本市場は大幅高となった後だけに、
連休明けの相場は一旦調整となる可能性もあると考えます。
また、セクターや指数間に温度差もありますので、
慎重な姿勢を持って、相場を見ていきましょう。
それでは、
今日も1日頑張りましょう(^^)/
-戸松信博
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