下落トレンドの終わりが見えない
From:戸松信博
自宅デスクより、、、
おはようございます。
戸松信博です。
昨日の日経平均は、取引開始直後に一時、
前週末比およそ540円安と大きく反発して始まり、
心理的な節目とされる2万円付近まで下がりました。
先週の日本株は4週ぶりに上昇しましたが、
金曜夜の米国急落まで織り込むとすれば、
実質的には続落であった可能性の高いものです。
この急落の原因は、
もはや相場の急変の原因を作る主要因ともいえる
トランプ大統領のツイートです。
どんなツイートかというと、
23日(金)に中国政府が米国に対する
報復関税を発表したことにトランプ米大統領が激怒し、
10月から中国への制裁関税をさらに引き上げることを
宣言したものです。
これにより米中貿易戦争が
一段とエスカレートする不安が高まり、
結果として、23日のNYダウは、前日比623ドル安の
2万5,628ドルと急落しました。
日経平均は、上図のように金曜大引けまでは、それほど悪い週ではなかったと思います。
パウエル議長講演を控え、様子見からか連日薄商いを続けるも、
値動きの方はしっかりという様子でした。
米国の上昇を受けて19、20日と100円超の値上がりで続伸し、
20日は出来高も僅かに増えました。
21日は米国株の下げで大きく下がって開始されましたが、
徐々に戻すと、小幅安で高値圏で終えるなどしました。
TOPIXが週間+1.1%上昇したなか、
マザーズ指数が同+3.2%と大幅高となりました。
バイオ医薬株が大きく上昇し、元マザーズ銘柄の
ZOZO(東証一部昇格済)なども値を上げ、
大型よりも新興系の銘柄に勢いありました。
東証一部の業種別でも不動産、証券、海運がトップ3となるなど、
少しリスク選好が戻った様子です。
しかし、金曜夜に米国が一変したことから、
20,700円台にまで戻した日経平均は、
再び2万円の安値ラインを試すところへ逆戻りしそうです。
日経平均のチャートは、8月初めの急落から弱い戻りを二度試し、
ここで安値を更新すると相当弱い形となります。
昨年末の終値は20,014円でした。
15日に一時20,184円まで下がりましたが、
これらの節目が意識されるところです。
三たび2万円近くで反発するのか、
それとも安値を更新するのかというところで、
まだ下落トレンドに終わりが見えません。
そして最後にもう1つ、
8月ももうすぐ終わるということで、
9月相場についてもお話したいと思います。
まだセルインメイ期間終了まで2カ月残っていますが、
9月と10月はごく稀にですが、暴落の起きる季節でもあります。
ざっと振り返るだけでも、
世界大恐慌、ブラックマンデー、リーマンショックは
いずれも9,10月に発生した暴落でした。
ということで、
そのようなリスクが、わずかではありますが
9,10月には存在するということを頭の片隅において
来月の相場に臨んで頂きたいと思います。
それでは、
今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました(^^♪
今日も1日頑張りましょう!
―戸松信博
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