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「三波動には頂点が2つある」がヒントです(V)

「投資の学校」浅野敏郎
From 自宅の書斎より

今回の通し記号はいよいよVとなり、
終盤に差し掛かった実感があります。

前回のU号では、
連続した2つのV波動が重なって
N波動になる考え方を、
時間経過を交えて紹介したところで
気尽きました。

今回のV号は、その続きになりますが、

上昇相場の定義は
高値を切り上げ、安値を切り上げる
ことを大前提とし(下落相場はその反対)、
その最小単位が三波動であることは、
随分早い段階で幾度も解説しました。

ただ、
この大前提は値幅だけの問題であって
複雑にならないよう時間に関しては、
ここまで無視した格好でしたが、

少しだけでも
時間の問題に触れずしては
先に進めませんので、

今回も三波動の対等時間については、
行けるところまで行ってみたい
と思います。
————————————
おはようございます。
今週も早や金曜日がやって参りました。

 
世界のあちらこちらが迷走しています。
一部の要因はCOVID-19で
世の中が不安定になっているからと考えますが、

アメリカ警官の問題行動に端を発した
人種差別に対する抗議の波は米国内に留まらず、
世界中に波及していることに加えて

人種差別以外にも格差社会
という大問題を巻き込んで、
勢力を増す台風やハリケーンのように
成長しています。

 
他にもインドと中国の国境紛争
北朝鮮の暴走再開など、
新たな火種や恒例行事が後を絶ちませんが、

今年はアメリカ大統領の選挙年であることや
コロナ支援策として、
世界各国が行う資金バラマキ政策は、
もう暫く続くと考えられる状況下で、

金融界も、
COVID-19以外の要因によっていつ何時、
不安定の渦に巻き込まれても不思議ではない
ことは肝に銘じておきたいと思います。
———————————–

さてV波動のところで、
第1波動の値幅と
折り返しの第2波動の値幅が同じでも、

折り返しの第2波動に時間が掛かる場合と

第1波動の時間が長い場合

では意味が違う
という事を再確認しました。
V波動の山や谷を中心とした時間的な対等を
考えれば当然といえば当然ですね。

 
V波動が成長してN波動になっても
第1波動に掛かった時間ABは
その頂点Bを中心として、
同じ時間が経過するまでは重要な期間
という事も、U号のこの図で

説明しました。

実はこの考え方は、
3種類ある三波動の基本的な対等時間の測り方として、
立派な1つになります(D1)。

残り2種類のうち、
2番目として
調整の時間を無視する考え方です(D2)。

つまり押しや戻しに要した
BCの時間は考慮しないで、

三波動が確定した時点で同じ方向を示す
第3波動に掛かるだろう時間を
第1波動に掛かった時間との対等で
測ろうとするものです。

 
そして、最後の1つは、
三波動固有の2つ目の頂点Cを
時間的な中心に置くという測り方です(D3)。

これはやはりU号の中で、
2つ目のVの強さを判断する際にも
Cを中心とした時間的な対等を測りましたが、

時間的にBC=CD(Dは暫定)に達しても、
Cから上昇を再開したしたとすれば
消化したのはBCに掛かった時間だけで、
ABの上昇に掛かった時間分はまだ、
残っていることになります。

つまりAC=CDという時間的な対等が
3種類ある三波動のうちの、
最後の3番目の考え方です。

合わせて1つの図に落とし込むと

皆さんもよく目にする
3波動の時間的対等関係を表す図になりました。

三波動としての値幅の計算値は、
N計算値、NT計算値、E計算値の3種類でしたが、
(V計算値は2波動)

時間的なAB=BDはE計算値
時間的なAB=CDはN計算値
時間的なAC=CDはNT計算値

というイメージを持っています。

ただし、どの対等時間も、
残っている最大時間が余っていればいるほど、
第三波動目の値動きは何でも起こり得るため、

計算値のイメージとは必ずしも一致しない点
はよく理解をお願いします。

しかし、AC=CDの対等について、
終盤ではその他の2通りの対等関係は
既に経過していることになりますから、

それまでの値動きと残存期間次第では、
最後の展開がぼんやりと見えてくるケースも
あるという印象を持っています。

以上で、どうにか三波動については
お伝えしたい事は概ね触れましたので、
次回以降の予定として、

まだ余り取り上げていない
先行スパンに触れた後、
Zまでを使って実際のチャートで
どんな見方や考え方があるのか、

フラクタルを追いつくすのは厳しいので、
断片的な見方になってしまうとは思いますが、
できるだけ示せれば幸いと思う次第です。

 
 
浅野敏郎

 
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