浅野敏郎のブログ

損切貧乏要因4…回避方法への一提案

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「投資の学校」浅野敏郎
From 自宅の書斎より

 
ここまで数回にわたり損切貧乏について考えて参りました。

大きなポイントとして、何らかの平均値を用いるような指標を採用した場合、平均期間と同じ値動きであれば有効である可能性はあるものの、それまでとは違う値動きを始めた初期においては、古いデータを使うことになり、値動きの割には近すぎる水準にロスカットを置くことになってロスカットに掛かりやすくなる点や、

定量や定率による損切についても、最大値に近い数値を採用するのであればまだしも、自身の資金量から逆算した定額の損切や、銘柄の傾向に関わらず同じ率をすべてに適用した場合などは、損切貧乏になりやすい点などを指摘しました。

今回はこうした損切貧乏を回避するための提案を致したいと思います。
正直なところ、個人的にはこの方法が唯一と考えており、私のトレード人生の根幹を成しています。

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おはようございます。
今週も早や金曜日がやって参りました。

新年度が始まり最初は盛り上がりかけましたが、中旬以降は全般的に調整ムードが強く、一部の市場を除いて揉み合いがやや長期化しそうな感じもあります。

日米首脳会合で、新たに日米VS中国というリスクが浮上し、その捉え方によって真逆なことも考えられ、これも調整ムードに一役買っているのかもしれません。

これ以外は材料難からか、各国のコロナ状況が材料視されている観がありますが、そうだとすると先進国ではユーロ圏と日本が遅れをとっている一方、英国と米国は着実にワクチン投与を進めており、

シナリオとしてはポンド円上昇、ドル円上昇が正論ですが、直近はその反対に動いており、調整なのかリスク回避なのかの判断に迷うところです。

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本題に入る前に、ある程度コンセンサスを取っておきたいテーマがあるのですが、例えば非常にポピュラーな移動平均線というテクニカル指標があります。

2本の移動平均線を使ってその交差を一つの転換とみなす考え方がありますが、この移動平均線はなぜ交差したのか?ということです。

例えば短期移動平均線が、長期移動平均線を下から上に交差した場合、それは下げてきた相場が上昇に転じたから発生した結果であり、交差したから上昇したわけではありません。

こうしたテクニカル指標が相場より遅れて方向を示す理由でもあります。

高値や安値が意味すること

相場は大小いろいろな波動でできていることは、既に多くの方が気づいておられますが、まず原則として、これら全ての波動には高値と安値があるということです。

そして、こうした高値や安値は次に相場がその価格を通過しようとした際には必ず注目される価格になります。

つまり、こうした高値や安値は潜在的にサポートやレジスタンスといったチャートポイントになり、そのポイントでは通過するか(ブレーク)、折り返すか(ホールド)の二択しかありません。

なのであれば、こうしたポイントの反対側にロスカットを置くだけで、結果は相場が決めてくれる、ということにはなります。

例えば、下記のチャートで直近高値は24168.50でした。

一旦下げた後、トレンドに準じて再上昇して直近高値に迫ったのが今日だとします。
この時点で考えることは一つ。それは…

「直近高値の24168.50がレジスタンスになるか、ブレークするか」です。

もしホールドされると考えるのなら、極端には1円裏の24169.5に損切を考え、あとは幾らで売りエントリーするかだけが問題になり、今日の終値24072.50で売れば引っ掛かった際の127円がロスカット結果だというわけです。

 
逆にブレークすると考えるなら、例えば高値より1.5円上の24170.0で逆指値買いを設定し、約定した際のロスカット売りは、最高値を再び割り込んだ位置と定め、例えば50円下の24118.5に逆指値売りを入れれば、引っ掛かった際の51.5円がロスカットということになります。

結果は、

直近高値がレジスタンスとなり、前日終値で売れば安値22624.5までキープできた可能性がありました。

 
最初のチャートの時点で明らかなことは、ホールドされるという判断をすれば、残る売り機会は終値の24072.5以上~直近高値24168.5以下なら終値より高く売れることになり、以後の2本の揉み合いであと50円近く高く売ることも可能だったことが分かります。

こうしてみると、予めロスリミットを想定することの無意味さが分かり、どうしても早く入りたければ24,000で売ってもいいわけで、その場合は損切までの差額が結局、ロスリミットになるだけなのです。

課題

もちろん、このショットはレジスタンスが機能したシーンを選択していますが、
あとは同様な局面でレジスタンスになるかどうかの見極めなどの精度をいかに高めるかという点と、

結局2枚目のチャートの時間まで引っ張れば、収益はほとんどなくなるため、いつイグジットするのかという別の問題が残ります。

またチャートポイントでは、今回のようにスパッと決まらないことがあったり、一瞬ブレークした後で下落するなどのダマシも多々見受けます。なので、本来はこの部分に集中して相場を見るべきなのです。

 
今回は損切貧乏という切り口ですから、精度の話はまたの機会に委ねますが、そもそも論に立ち戻れば、無理をして入ろうとするが故に複雑な手法に走ったり、楽をしようとするが故のプログラム売買なのかもしれず、そこにはやはり余計なコストを見積もらないといけない…ということなのかも知れません。

こうしたアプローチを否定するつもりはありませんが、冒頭にも述べたように、今回ご提案した値動きによる回避方法の先に、あらゆる分析手法があるのだとすれば、精度を高める目的では非常に有用な方法かもしれず、あくまで基本を押さえることが先の話で且つ、近道ではないか?ということでした。

 
最後に、特に短期売買において連続して損切に遭う場合、チェーントレードをしていないかどうかがポイントです。
売買方向がトレンドと合っていたとしても、途中で必ず来る押しや戻しの調整期間でも同じ方向の取引をしていれば、その間は必ず損失になります。

つまり同じ方向を取引し続けて、数回損失が続いたとしたら、それは調整波動に入ったのだと考え、暫く様子を見ることが重要で、思いがけずに調整が長引いたり深すぎたりする場合、その間に失う大切な資金は計り知れないことを、自戒の意味を込めて書き添えたいと思います。

 
 
浅野敏郎

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コメント

  1. 関隆三 より:

    こんばんは

    いつもブログ拝見するの楽しみに致しております。
    まだまだ初心者の方ですので専門用語とか少し勉強
    不足のところもあります。

    現在外為オンラインFXのミニコース致しておりますけど
    なかなか勝てませんですね(≧∀≦)

    ごく最近、少し勝ててるみたいですので
    なんとか自分のものにできれば良いなと思っております。

    どうぞよろしくお願い申し上げます。

    1. 浅野敏郎 より:

      関隆三さま、

      コメントありがとうございます。
      また、ご返信が遅くなりましたこと、お詫び申し上げます。

      少し収益が上がるようになったとのこと、
      日々、ご成長されていることと存じます。

      FXがを少しでも多くの方が興味を持たれることは、
      自分にとっても喜びです。
      市場そのものには、細かい制約や規制がなく、
      非常に自由な取引市場なので、個人的には気楽で良いと考えます。

      FXはとくに最近、大きなトレンドが発生しにくく、
      基本的には揉み合いを中心としたレベルシフトに終始している印象です。

      レベルシフトとは、例えばドル円なら暫く105.00~108.00で揉み合った後、
      108.00~110.00で揉み合い、次は110.00~112.50で揉み合うなど、
      水準は変わるものの、基本は揉み合いというイメージです。

      ですから、あまり引っ張らずに手仕舞い、また仕切り直す
      といったスタイルがいまのところ有効化もしれないですね。

      頑張ってください。

      また、コメントをお待ちしています。

      浅野敏郎

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