難しい相場を生き抜く方法
From 水上紀行
トレーディングがうまく行かない時があります。
相場がむずかしいとか、相場を見る時間が十分にないとか、
理由を上げれば、いろいろあると思います。
しかし、同じような環境でも、儲けている人がいることも事実です。
つまり、外部要因を理由としていくらあげつらっても、
実は本当の理由は、自分自身の内にあると見るべきではないかと、個人的には思っています。
たとえば、今までのトレーディングスタイルが今の相場つきに合っていないということもあるでしょうし、
扱っている通貨ペアとの相性が合っていなかったりすることもあるのではないかと思います。
私が実際に自分自身の相場の見方と相場の実態が合っていないかを知るための目安として、
日頃から気に掛けていることがあります。
それは、3回連続して負けたとしたら、それは重要なサインだと思っていることです。
3回も、しかも連続して負けたこと自体、
自分自身の相場の見方と相場の実態が食い違っている、
つまり自分の相場観が間違っていることを示し、
またその間違いがまだ修正されていないことを示していると見ています。
そうした時は、その事実を素直に受け入れ、
自分の相場観の建て直しをすることにしています。
それは、今までの自分自身を全否定することなりますので、
決して簡単なことではありませんが、それでもこの踏ん切りをつけないことには、相場には勝てないと考えています。
執着や未練を振り払うことが、
相場で生き抜くためには必要なことだと思っています。
尚、3回連続して負けるというのが私の目安ですが、
これにこだわらず、ご自身の目安を決めてみることが大切です。
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