浅野敏郎のブログ

三角保ち合いの予測法~ストップの精度を上げるために

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「投資の学校」浅野敏郎
From 自宅の書斎より

 
先週までの2週にわたって、イグジットが難しい理由を実際のチャートで解説してきました。
各ステージの予測は結果的に後講釈ではありましたが、見方に関しては将来にも通用するポイントですから、判断材料の引き出しとして十分に活用いただけると思います。

予測とは、今後の値動きに対するシナリオのイメージです。

もちろん、100%その通りに動くことは稀ですが、予測にも一定のルールがあれば、違った動きをした場合でも

「ということは、こういうことかもしれない」
「ということは少なくとも、これではない」

という判断材料になり得ると確信します。

ここでは、いち早く相場にエントリーすることが、後々自分を救う事にもなるという立場で、値動きだけで予測シナリオを描くことを目標に説明していますが、本日はいわゆる「三角保ち合い」でどんな予測シナリオが可能かどうかを見て参りたいと思います。

先に申し上げますと、持ち合いが完成したあとのシナリオは、既に幾度となく繰り返していますので、そうではない観点でのアプローチになります。
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おはようございます。
今週も早や、金曜日がやって参りました。

先週末から今週の序盤は久しぶりに値幅がある調整(今となっては…ですが、)に見舞われましたね。先週のこのコーナーではFOMCの発表以降24時間が経過し、反応はある程度こなされているはず、と書きましたが、結果は発表直後の値動きを引き継ぐ形になったわけです。

僅か3日間で、日経平均が2000円強の下落、あの動かないドル円でも直近高値のおよそ111円から107.50円前後の安値まで、3.5円の急落を演じました。
日経平均の下落は、グローバルの株価指数が下げたことに準じた動きになりますが、為替はドルが全面高になる中ドル円だけはドル安と、いつものように我が道を歩みました。

リスク回避の円買いドル買いが一時的に発生した…と言えば丸く収まりますが、春先までのトレンド相場に調整が入ったとすれば、もっと収まりが良いのは確かです。つまり、各マーケットで積み上がったポジションが解消された方に動いたとすれば、ちぐはぐな動きも納得できるというものです。

ただ、調整というには下げ過ぎた銘柄もあり、そう簡単に2020年のトレンドを再開するとは考えにくいというのが今のところの感想です。

三角保ち合いは揉み合いの典型で有名

初めてこの名前を聞くという方々へ、簡単に説明しますと、
トレンド相場がなにかのキッカケで揉み合いに移行した際に、揉み合いの波動が進めば進むほど値幅を縮小し、その形状が三角形に見立てられることからこの名前が付きました。

この保ち合いができた後は、当たり前ですが、必ず上下どちらかに動くことになるため、トレンド再開(あるいは反転)のタイミングにいち早く乗り込みやすいとして人気があります。

そして、この保ち合いの売り手と買い手の圧力が均衡している場合、収束していく形が二等辺三角形に近く、バイアスがかかっている方向へ変形しやすい、あるいは揉み合う中の上昇と下落に要する時間が短い方にバイアスがかかっているなどの推測も可能です(もちろん、絶対ではありません)。

そういう私も、三角保ち合いだけに限らず、「揉み合いは宝の山」と申し上げ続けているように、最も注目する入口として揉み合いには注視しています。

ただ、出来上がった後だと保ち合いを見つける事は非常に簡単ですが、揉み合う最中はそれに気づかず、余計な損失を計上しやすい相場だというのも事実です。

ですから、相場に直面した時の状態が、揉み合いになる直前のトレンドの最後の最後なのか、最初の逆行の最中なのか、揉み合いを形成している最中なのか、揉み合いを完了した時なのかによって、取り組みやすさが全く異なり、この観点で言えば「運」が必要なのかも知れません(いつも見ていれば問題の過半数は解決できるのですがね)。

最初の反落が止まるまでが最も難しいがその後なら…

この件に関しては、ここまで数週間にわたってブログで解説してきた内容と同じことになりますが、
もし下げ止まった場合、それだけで幾つかのヒントが含まれる場合があります。

これはユーロドルの日足で4月上旬の状態です。
これまで上昇してきた相場が、年初の高値1.23495から反落し始め、3月末に1.17041の安値を付けて反転を始めた状況です。

高値を付ける前の重要な安値は、皆さんAで一致できると思います。
この状態で考えられるシナリオは大雑把に、
1)Aを割り込んで下落を伸ばす
2)Bを越えて上昇を再開
の2択に加えて、
3)AとBの間で揉み合う
という第3の選択肢があることは、私の読者であれば既にお分かりかと思います。

では揉み合うという選択肢において、皆さんならどんなシナリオが描けますか?

想定が可能な揉み合い

もちろん、原則的には揉み合いに定義などはほとんどなく、AとBの間を変動する限りはどう動いても揉み合いは揉み合いです。

ただ、想定がある程度できる数少ない揉み合いの一つこそが、実は三角保ち合いです。

まず最初のステップとして
Cで一旦下げ止まったと仮定した場合、問題はどこまで戻るか?
ということですが、典型はAとCの値幅を、Bから下した価格が目安です。

価格軸をみると判りやすいのですが、その差は概ね100PIPSです。
ということは、B-100≒1.2250
という想定が成り立つわけです。


実際のDは、1.2266と15PIPS程度の誤差が生じましたが、想定の範囲で上げ止まりました。今回のケースはB-Cの間の一番大きい調整高値(長い上ヒゲの高値)が1.2240前後だったこともあり、その影響もあったのは事実だと思いますが、根拠が2つあったのであれば、尚さら上げ止まる可能性も高まるでしょう。

ではD以降に発生した急落がどこで下げ止まるか?
について、もちろん安値Cは重要な目安ですが、同様にBとDの差額をCから上に取った水準は、三角保ち合いとしての下値候補に充分なり得ます。
1.23495(B)-1.2266(D)+1.1704(C)=1.17875

現状は計算値より、随分高い位置で一旦下げ止まっていますが、今後どうなるか注目したいと思います。

ここで考えたいこととして

このようなことを分析して一体、何になるか?
ということですが、揉み合いの波動までトレードしよう!などと言うつもりはなく、
例えば今後の値動きのシナリオとして、

計算値で揉み合いの高値安値が決まっていくような典型的な揉み合いは、次のトレンドの方向は五分五分であるとか、今回のように計算値を付けずに再び上値へ向かうようであれば買いの勢力が優勢であるとか、D以下再び下落を開始した際の目先の目安などの判断材料として応用することが十分に可能だからです。

あるいは高値で決済し損ねた場合の、次の候補として活用することもできるでしょう。

※このチャートは6月22日18:00時点です

もちろん、各揉み合いの波動の半値という水準も十分重要ですから、もし計算値まで到達せずに、例えばCとDの半値で上げ止まったり、Dと暫定Eの半値で上げ止まるような場合は、下値側に警戒を要することは言うまでもありませんね。

 
 
浅野敏郎

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