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最も恐いこと

こんばんは、矢口新です。

朝のニュースで、民放はそれほどでもないが、
NHKはほぼ毎日のように「戦場からの映像」を放映している。

これが基本的にはロシアのウクライナ侵攻から続いているので、
実のところ、うんざりしている。

それにもかかわらず、
ニューヨークタイムズに掲載されている以下のような映像を見ると、
自分でも内容を確認し、皆さんにもご紹介しようと思ってしまう。

参照:Israeli Forces Comb Gaza Hospital for 2nd Day
https://www.nytimes.com/live/2023/11/16/world/israel-hamas-gaza-war-news

こうした戦場からの映像で、
何故か私の心に突き刺さってくるのは、
死んだ人たちの映像ではない。

がれきの中を、ボロボロになってとぼとぼと避難している一般の人たち、
子供や老人や、車椅子の人たちだ。

あるいは、
無邪気にカメラに笑いかけてくる子供たちの映像だ。

今回のイスラエル・ハマス戦争ではっきりしたのは、
どうして米国がイスラエルを支援しているのかの理由だ。

端的に言えば、金権政治だ。

ユダヤ人たちは、金融とメディアと教育機関を牛耳っている。

イスラエルはロビー活動を通じて政策に影響を与え、
ハーバード大学やペンシルバニア大学で顕著だったように、
在米ユダヤ人たちを通じて、教育機関に圧力をかけているのだ。

参照:Top Israeli official warns US schools will pay a ‘heavy price’ if they don’t fight antisemitism
https://edition.cnn.com/2023/11/16/business/antisemitism-college-israel-nir-barkat/index.html

債務上限問題も、前回は米史上初めて下院議長が解任されるほどの大問題だったにもかかわらず、バイデン政権が「イスラエルとウクライナ支援への大型予算」を申請すると言明したのに、あるいは言明したことで、メディアの報道がほとんどないままに、つなぎ予算がこともなく通過した。

それにしても、戦場からの映像が日常的となってきた。思えば、戦争は常にどこかで行われていた。NHKなどが集中的に放映するものだけが印象に残るだけだ。そして、日本の近辺でも着実に戦争準備を進めている国々がある。また、それに対抗してという理由で、日本も戦争準備を進めている。

最も恐いこととは何だろう。少なくとも私にとっては死ぬことではない。喘息で死にかけた時はその最中に、熱中症の時は意識を回復してから、自分はこんな感じで死ぬのかもしれないと思った。恐怖感はまったくない。

私にとって最も恐いことは、子供や孫に先立たれることだ。その意味では、死ぬよりも長生きの方がはるかに恐い。今死んでも別に悔いはないのだ。

しかし自分で生死を決めると、後の人たちに迷惑がかかる。天(神)に決めて貰うしかない。つまり、生きているのが天の差配だと思うと、恐怖も恥もなにもない。これがあるべき姿だからだ。また、この死に損ないにも、あるいは死に損ないだからこそ、何かできるような気がしてくるのだ。

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