ファッション
こんばんは、水上紀行です。
ファッションは、ファッションショーのあのファッションで、
流行やはやりという意味ですが、相場では
「今は、円売りがファッション」といった使い方をします。
ある意味、「マーケットのテーマ」という言葉に近いとも言えますが、
テーマという言葉の場合、
もっとファンダメンタルズに基づくような大局的なニュアンスがあります。
それに対して、ファッションは、円安の流れとか、
今どの通貨ペアにマーケットが関心を示しているかといった
実際にマーケットのムードを表現する時に使います。
今、なにがファッションかを把握することは、
効率よくポジションメイク(ポジションを作る)したり、
リスクを回避するためには非常に大切です。
相場のファッションも、はやりすたれがあり、
時間の経過とともにオールドファッション(流行遅れ)になっていきますので、
常にマーケットが何をファッションとしているかを知る必要があります。
ファッションは、なぜかという理由を追求することよりも、
もっと何がはやっているかを直感的に見極めることが大切です。
今のファッションがなにかを掴んでから、
逆に理由を後付けしてもなんら問題はありません。
要は、マーケットのムードをいち早く掴むために、
直観力を働かせることが大切だと言えます。
水上紀行
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