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コメディアン

こんばんは、矢口新です。

近頃思うところがあって、
チャットGPTに「コメディと権力の関係は?」と聞いてみた。

以下がその答えだ。

ChatGPT
「コメディと権力の関係は複雑で多面的ですが、
一般的にはコメディが風刺や皮肉を通じて権力構造を批判し、
または覆し笑いに変えることがよくあります。
以下は、この関係についていくつかの側面を考察したものです:

風刺と社会の鏡:

コメディはしばしば社会の構造や権力者の行動を風刺し、
観客にそれらを考えさせることがあります。

風刺はしばしば政治的な決定や社会の不公正に対する言葉の武器となります。

権力者の滑稽化:

コメディは時折、権力者や権威の人々を滑稽化する手法を用います。
彼らを間抜けで愚かなキャラクターとして描くことで、
権力者に対する批判や挑戦が強調されることがあります。

逆転と解放感:

コメディは時に、登場人物が権力者に対して
逆転劇を遂げることで終わることがあります。

これによって観客は解放感を感じ、
権力者への反抗の可能性が示唆されます。

権力の乱用への警告:

一部のコメディは、権力が乱用された場合や
権力者が堕落した場合に生じる可能性に警告を発しています。

滑稽な状況や誤解を通じて、
権力の持ち主が自身の行動を見直すきっかけとなることがあります。

社会的な規範との対話:

コメディはしばしば社会的な規範や権力の不均衡に対して、
観客と対話する手段として機能します。

軽妙でユーモアのあるアプローチを通じて、
問題提起や改革の可能性を示唆します。

一方で、権力者がコメディを抑圧することもあります。

歴史的には、政府や権力者が風刺的なコメディに対して
検閲や圧力をかけることがあるため、
コメディの表現は時として制約されることもあります。」

同じ質問をバードにも聞いてみた。
以下がその答えだ。

Bard
「コメディと権力の関係は、大きく分けて2つに分けることができます。

1つは、権力を風刺するという関係です。コメディは、社会や人間の矛盾や不条理を浮き彫りにすることで、人々に考えさせてくれます。その際に、権力者の不正や傲慢さなどを風刺することで、権力に対する批判や警鐘を鳴らす役割を果たします。

例えば、19世紀のイギリスの作家チャールズ・ディケンズは、その作品の中で、当時のイギリス社会の腐敗や不正を鋭く風刺しました。また、アメリカのスタンドアップコメディアンであるジョージ・カーリンは、アメリカの政治や社会をユーモアを交えて風刺することで、権力者に対する批判の声を高めました。

2つ目は、権力を担うという関係です。コメディは、人々を笑わせることで、人々のストレスや不安を解消し、社会をより明るいものにしてくれるものです。その際に、権力者は、コメディを活用して、人々の支持を得たり、社会を安定させたりしようとします。

例えば、古代ギリシャの都市国家アテネでは、コメディが政治的なツールとして活用されていました。当時のアテネでは、市民が集まって政治や社会について議論することが習慣となっていましたが、その際に、コメディアンは、政治家や社会の矛盾を風刺することで、人々の政治意識を高め、社会をより民主的にすることに貢献しました。

また、現代においても、政治家や企業が、コメディを活用して、人々の支持を得ようとしたり、社会の風潮を作り出したりするケースは少なくありません。

このように、コメディと権力の関係は、時代や社会によってさまざまに変化してきました。しかし、コメディが権力に対する批判や警鐘の声を高める役割を果たす一方で、権力者がコメディを活用して人々の支持を得たり、社会を安定させたりしようとする両面性が存在することは、普遍的な事実であると言えるでしょう。」

私は「お笑い」が好きで、好みのタイプも様々だが、何がどうして面白いのかを上手く説明できない。逆にはっきりと言えるのは、権力を感じる、上からの押し付けには「笑えない」ということだ。

例えば、ロシアのプーチン大統領、中国の習近平主席、米国のバイデン大統領、日本の岸田首相などが仮にジョークを言っても、背後に権力を感じて素直に笑えない。どうしても笑わねばならないとすれば、ひきつったおべっか笑いとなってしまうかもしれない。

世界で最も有名な元コメディアンはウクライナのゼレンスキー大統領だ。しかし、権力者となった同氏にもはや笑いはない。ウクライナ人は戦争反対でも徴兵され、50歳を過ぎてから塹壕足で片足を切断することにもなっている。ロシアに勝つまでは徹底抗戦を主張するゼレンスキーのジョークに笑わねばならないとすれば、ひきつったおべっか笑いとなってしまうだろう。

日本で今最も有名なコメディアンは、ダウンタウン松本だ。週刊文春の記事の真偽を知るすべは私にはないが、事件で松本に協力した人々の発言や、その後の当人の態度、吉本興業の対応などから知れるのは、松本は権力者だということだ。権力者のジョークは全くつまらない。他のお笑い関係者たちにも教訓として頂きたいものだ。

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