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あと何回会える?

こんばんは、矢口新です。

コロナの後、飲み会に出ることが減った。
それでも、徐々に飲む機会が増えてきている。

過去3カ月に関すれば、現在関係している「投資の学校」の忘年会、
学生時代のサークルの集まり、昔の就職先の集まり、
スカッシュ仲間に誘われてといったところだろうか。

来月には、5年前までは毎年行われていた
ブラックマンデーをニューヨーク時代に経験した
ファンドマネージャーたちとの飲み会が再開される。

11月にはコロナ後では初めての、
出身高校同学年の関東在住卒業生の同窓会があったのだが、
都合がつかずに欠席した。

私は今年70歳を迎えるので、訃報に接することも増えた。

とはいえ、父は52歳で、同い年の従妹は50歳代で、
4つ上の姉は63歳で死去したので、
自分がいつ死んでもおかしくはないと思っている。

おまけに喘息の持病を持ち、熱中症で意識不明になったこともある。

20歳代前半に全身をクラゲに刺された時
(気付いた時にはクラゲの群れの中を泳いでいた)には、
次に刺されるとショック死すると警告された。

そしてコロナのおかげで、人と会うときは「あと何回会える?」と思うようになった。

自分が先に逝く時には世界は今のままで終わるのだが、
長く生きれば多くの訃報に接してからなので、
その意味では、長生きが必ずしも良いとは限らない。

人の生死は「天」が決めてくれると思っている。

ところで、「Duolingo」という語学学習のサイトをご存じだろうか? 私は縁あって、9年ほど前からフランス語を話したいと思うようになった。まずはフランスの歌(シャンソン)を空で歌えるようになろうと覚え、5、6曲は歌えるようになった。発音はフランス人にチェックして貰い、何とか通じるようになったと思っている。

Duolingoでは、英語も学べるが、フランス語も学べる。AI相手に聞き取りや発音もチェックされるので、毎日半年以上も続けていると、「通じる」ようになってきているのが分かる。フランス語学習のきっかけをつくってくれた人とは2年余りで、今は切れた状態となっているが、先のことは分からない。いや、先のことが分からないのは、誰にとっても、誰に対しても同じだ。

葛飾北斎は90歳になっても、あと10年生きられればもっと上達できると言っていたという。そこには、「上達すればどうなる」という思いはなかったのではないか? 目的は上達するということで、それにはおそらく限りはないだろう。いくつになっても、極論すれば明日も生きていられれば、もっと上達するのだ。

それは誰にとっても同じで、私のフランス語も同じだろう。自分で決められるのは何かが上達することだけで、それでどうなるのかは、いわば「天」が決めてくれるのだ。

あと何回会える? 自分で決められるのはそうした機会が何か「かけがえのない時間だ」と思えることだけで、それでどうなるのかは、いわば「天」が決めてくれるのだ。

  • コメント ( 1 )

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  1. 冨澤康雄

    日経225ミニに出会えて早5年、なぜかこれを攻略することが使命に思えてなりません、頂きにが何処かまったくわかりませんが、利益を伴って登っている事は確かです。
    さらに努力を怠らず、楽しく更に研鑽してみえなない頂上へ。
    齢76の今年も更に前進。

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