メディア報道が相場終了の合図…は市場伝説か?

浅野敏郎

「投資の学校」浅野敏郎
From 自宅の書斎より

 
昨日の夜も、
テレビでは日経平均やダウの急騰が報じられ
経済ニュースでも、日経平均が20年ぶりの高値
と報じられるなど、

少しでも投資に興味がある方々は、
血が騒いでいることでしょう。

 
期が変わった10月上旬から比べても、
実際に取引された方なら既に、
かなりの含み益が上がっているのは事実です。

 
 
そんな中で冷や水を浴びせるようで申し訳ないですが、

「新聞や雑誌が騒ぎ始めたら、一旦は相場の終わり」と、
市場関係者の間では昔から語り継がれているように、

今回の急騰相場も一旦は、上げ止まっていいほど
マスコミは十分な騒ぎように見えます。

 
 
おはようございます。
今週も、早や金曜日がやって参りました。

それにしても急に寒くなりました。
つい10日ほど前は、至る所で冷房がついていたはずですが、
今日はもう暖房が入っています。

エアコンがいらない秋の涼しい風を感じつつ、
虫の音を聞ききながら眠りについていた、あの快適な季節は、
どこへ行ってしまったのでしょうか。

 
 
さて、日経平均株価はつい最近まで、
「バブル崩壊以降、十数年ぶりの高値を更新!!」
などと言っていたと思えば、

もう既に「二十年ぶりの高値を突破!!!」などと、
詳しくない方が聞けば、
急に日本の景気が良くなったように聞こえるでしょう。

 
しかし、リーマンショック以降の日経平均は
低迷を長期間続けていましたから、
今の水準ですらまだまだ低いにもかからず、

ここから先は少しでも上がれば、
それ以来初めて見る水準だということだけで、

実際の地合いはさほど、
急激に改善しているようには見えません。

 
 
ニューヨーク・ダウについては、
史上最高値を更新してから暫く経ちますが、
今年に入ってからだけでも、3000ドル近い上昇となっており、
どれだけ高い水準にいるのか、
感覚が少しマヒしてきたようにも思えます。

 
では実際に、
10月に入ってからだけでも、どのくらいの上昇だったのか
簡単にチャートで見てみましょう。

上が日経225のCFD、下がダウのCFDです。
(CFDとは金融派生商品の一つで、指数など実在しない
数値を、実際に売買できるようにした取引です)

 
ともに10月初日に直近高値を越えてから20日間で
日経225は約1000円、ダウは約700ドルほど
一方的に上昇してきました。

それがいか程の収益になるかと言いますと…

 
日本で公式にCFDが取引できるのは、
東京金融取引所のいわゆる「くりっく株365」であることは
先日も書きました。

そこでの取引最小単位ですが、
日経225では1指数の価格で、100指数分の取引となりますから、
10月初日に20498円で100指数分買い持っていれば、
正に一度も引かれることなく、

昨日の最高値で約10万円(約1000円×100指数分)の、
最大含み益を得ていたことになり、
かなりの変動だったと言えるでしょう。

もし含み益で買い増していれば、
4単位程度は買えていた可能性もあり、
最大含み益はさらに大きい額になっていたかもしれません。

 
 
しかし冷静に過去を振り返ると、つい2年前の2015年下落局面では、
1週間で1000円以上変動した週が何と、
合計で8週間以上もありましたから、

今月の3倍もの速さで同じ値幅を変動したことになり、
そうした極端な値動きですら、実はさほど珍しくないということを
覚えていてほしいと思います。

もし買い増した4単位を持ち続けるとしたら、
下落による含み益の減少速度は、
当然ですが1単位の4倍になりますから、
冷静でいられなくなる可能性も十分心得ておきたいところです。

 
 
今週の高値が天井だとは言えないものの、
今週末の日本では特に、因縁の解散総選挙の投票を控えています。

今月の株価上昇は、メディアの騒ぎ方から推測しても
何らかの思惑が大きく関わっている可能性もありますから、

事前にイベントリスクを回避するための手仕舞いや、
週明けのSELL THE FACTなどの動きには、
念のため十分な注意が必要なのかもしれません。

 
 
浅野敏郎

 
<編集部のおすすめ>

移動平均線は究めた
ボリンジャーバンドもマスターした

RSIとは何なのか
MACDの売買シグナルも読めている

 
なのにどうして収益が思うように上がらないのか?

それは、こうしたテクニカル分析のほとんどが
値動きの結果から導かれるので、

結局は、値動きの後を追っていることと同じ
になってしまうからです。

 
ではどうすればよいのか??

現在進行形で相場を見るには、
値動きそのものしかないのです。

 
一通りのテクニカルをマスターした経験者にこそ、
是非触れていただきたい相場の見方が
ここにまだ残されています。

それは、

相場参加者として背負った宿命こそが
相場変動を作っているという、
当然であるにも関わらず、これまで発想もしなかった
相場理論であり、

実は一般投資家が一番有利な立場にあることを
教えてくれています。

 
詳細の一部をチェックされるには、
こちらをご覧ください。

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2 thoughts on “メディア報道が相場終了の合図…は市場伝説か?

  1. 乾坤一擲

    「新聞や雑誌が騒ぎ始めたら、一旦は相場の終わり」
    (。-`ω-)「人の行く裏に道あり花の山」を座右の銘にする(
    単に混んでる所キライなだけ)の私には入りづらい展開ですな。。。

    「ワカラナイものには手を出さない」という家訓のため、
    ニブイ頭に知識を詰め込むのが追い付かず、
    なかなか縄跳びの輪に入るタイミングが取れないというジレンマが…

    世の中の流れが速くてついていけないと思う今日この頃…

    返信
    1. 浅野敏郎浅野敏郎 投稿作成者

      乾坤一擲さま

      コメントありがとうございます。
      「…なかなか縄跳びの輪に入るタイミングが取れない…」
      毎度、比喩がお上手で、勉強になります。

      まさしく、長縄跳びに似ているかもしれませんね。
      今回特に日経平均やダウなどは、
      週末に急落し、週初に急騰、
      そこから一本調子でここまでという展開は、
      安心して入れるポイントは短かったと思います。

      ということは、反発してからが買い場ではなく、
      もう少し前にポイントがあったのでしょうね。

      世界の株価指数は連動してますので、
      どこかで急落すると芋ずる式に、方向性が蔓延しますので、
      既にFX並みに24時間の三氏が必要になってきたのかもしれませんね。

      私は既にこの株の波に乗ることはNGとしています。
      代わりに何か、良いタイミングになりそうな相場を物色中です。

      あきらめずに頑張りましょう!

      また、お願いします。

      返信

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